文：ラリーズ編集部
＜天皇杯・皇后杯全日本卓球選手権1月13日～1月19日＞
13日に開幕した全日本卓球選手権（以下、全日本）女子ジュニアの部1回戦で、小塩悠菜（石田卓球クラブ）が増田華（JUPIC）にゲームカウント3-0で勝利し、2回戦進出を決めた。
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小塩悠菜の特殊戦型
小塩は、2019年世界ジュニア銀の小塩遥菜の妹だ。11歳という年齢は張本美和（木下グループ）、植田杏（TTC平屋）と並んで今大会最年少と、今注目の若手選手の一人だ。そんな小塩の一番の特徴は、何といってもそのプレースタイルにある。小塩はペンホルダーに似たグリップで特殊な握りでラケットを持つのだ。
写真：特殊なグリップで戦う小塩悠菜/撮影：ラリーズ編集部
一見すると、「やりづらそう」という印象のプレースタイルだが、この試合では、コースを突いたバックハンドドライブを中心に3球目攻撃を仕掛け、得点に繋げていた。また、途中でシェークハンドに持ち変える展開やカットも見せ、まさに変幻自在のプレースタイルだ。
試合は、長短をしっかり分けたサーブからの3球目がハマった小塩がペースを掴んだ。3ゲーム目に相手選手にタイムアウトを取られ、その後、少し点差を詰められるも、逃げ切って勝利。2回戦へと駒を進めた。
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詳細スコア
写真：2020全日本選手権の小塩悠菜/撮影：ラリーズ編集部
〇小塩悠菜（石田卓球クラブ） 3-0 増田華（JUPIC）
11-5/11-5/11-7
