文:ラリーズ編集部
<天皇杯・皇后杯 2020年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)1月13日~19日>
13日に開幕した全日本卓球選手権(以下、全日本)女子ジュニアの部2回戦で、張本美和(木下グループ)と由井心菜(21クラブ)が対戦。ゲームカウント3-0で張本が勝利した。
抜群のフットワークで相手を圧倒
写真:2020全日本選手権の張本美和/撮影:ラリーズ編集部
この日2試合目の張本だったが、午前中の試合の疲れを全く感じさせない、フットワークを活かした躍動感のある卓球を展開し、終始試合を支配した。
1ゲーム目は、精度の高い両ハンドと、回転量の多いサーブからの3球目攻撃で張本が攻め続け、このゲームを奪う。
2ゲーム目は、相手に厳しいコースを狙われて先制攻撃をしかけられる展開に。しかし、全く動じずに、逆にコースを突いた返球でラリーの主導権を奪い返し、最後に強打で決めるという展開に持ち込み、得点を重ねる。
3ゲーム目も、回転量の多いサーブと安定した両ハンド、3球目攻撃で相手に何もさせない。結果的に、3-0で張本が勝利。実力を見せつけた試合となった。
1試合目は緊張していた
試合後のインタビューで張本は、「最近バックハンドを練習していて、バックは去年よりも確実に上手くなっている。ただ、フォアの方が得意なので、チャンスボールはフォアで打つようにしている」とコメントした。また「(午前中の)1試合目はすごく緊張していて、全然足が動かなかったので、ゲーム間にずっと足を叩いたりしてました」と、初戦は非常に緊張していたことも明かした。
詳細スコア
写真:由井心菜/撮影:ラリーズ編集部
○張本美和(木下グループ)3-0 由井心菜(21クラブ)
11-6/11-3/11-5