世界ジュニア準V小塩、5回戦進出 張本美和「1点を取るのが苦しかった」<全日本卓球2020> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:小塩遥菜(写真左)と張本美和/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 世界ジュニア準V小塩、5回戦進出 張本美和「1点を取るのが苦しかった」<全日本卓球2020>

2020.01.15

文:ラリーズ編集部

<天皇杯・皇后杯 2020年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)1月13日~19日>

15日、全日本選手権(以下、全日本)女子ジュニアの部4回戦が行われ、張本美和(木下グループ)と小塩遥菜(JOCエリートアカデミー)が対戦。3-1で小塩が勝利した。 

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注目の対決は小塩が制す


写真:2020全日本選手権の張本美和/撮影:ラリーズ編集部

2019年東アジアホープス女子シングルス優勝の張本美和と2019年世界ジュニア選手権女子シングルス準優勝の小塩遥菜。共に10代前半にして国際舞台で活躍する選手同士の注目の対決が早くも実現した。

試合は、序盤からカットマンの小塩が安定感抜群のカットで張本のドライブを完全に封じ込める展開に。張本も粘ってドライブやツッツキで繋いでいくが、小塩の左右のコースに振り分けられたカットに翻弄され、決定的な一打が打ち込めない。

3ゲーム目は出足でリードを奪った張本が一時7-1までリードを広げる。その後は冷静に対処した小塩に9-9まで追い付かれるも、このゲームは何とかモノにする。

4ゲーム目は、それまで一定のドライブしか打っていなかった張本が、緩急をつけたドライブで小塩のミスを誘う。この作戦がハマリ点数を重ねていくが、ラケットを反転させて変化をつける小塩のプレーに対応できず、このゲームは小塩に軍配。ゲームカウント3-1で小塩の勝利が決まった。

試合後のインタビューで張本は、「試す技術は試したが、(小塩選手は)やっぱり強い選手。第3ゲームは戦術を変えれたことがよかった。ただ、(小塩選手はカットマンなので)1球1球がすごい苦しくて、1点を取るのが苦しかった」と、小塩のカットに苦しんだことを語った。

詳細スコア


写真:2020全日本選手権の小塩遥菜/撮影:ラリーズ編集部

張本美和(木下グループ)1-3 ○小塩遥菜(JOCエリートアカデミー)
5-11/7-11/11-9/8-11

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