文:ラリーズ編集部
18日、全日本卓球選手権大会6日目、男子シングルス準々決勝で宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園)が吉村和弘(東京アート)に勝利し、ベスト4に進出した。
>>「真晴の弟」からの脱却。諦めない男、和弘が突き進む「卓球道」【吉村和弘インタビュー】
18歳・宇田、ベスト4へ
写真:宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園)/撮影:ラリーズ編集部
18歳・宇田は、隣の台で同級生・戸上隼輔(野田学園高)が丹羽孝希(スヴェンソン)と試合をしている中、吉村と対戦した。
吉村は17日に第1シードの大島祐哉(木下グループ)に打ち勝ち、今大会は3試合すべてフルゲームで勝ち上がってきた。一方の宇田は、ベテラン・吉田海偉(東京アート)の壁を乗り越え、準々決勝の舞台に立った。
試合は宇田のペースで進む。打球点の速いバックハンドでラリーで主導権を握った宇田が、勝負所でのラッキーポイントもあり、3ゲームを連取する。
しかし、今大会すべてフルゲームで勝ち上がってきた吉村が2ゲームを返し、ゲームカウントは3-2。フルゲームには持ち込みたくない宇田は、第6ゲームで序盤から突き放し、ゲームカウント4-2でベスト4に入った。
隣の台で行われた戸上vs丹羽でも18歳・戸上が勝利しており、10代選手の快進撃が続いている。勝利した宇田は、吉田雅己(FPC)と神巧也(T.T彩たま)の勝者と19日の準決勝で対戦する。
スコア詳細
写真:吉村和弘(東京アート)/撮影:ラリーズ編集部
■男子シングルス準々決勝
吉村和弘(東京アート) 2-4 〇宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園)
8-11/7-11/10-12/11-4/11-8/3-11