文:ラリーズ編集部
18日、全日本卓球選手権男子シングルスの準々決勝が行われ、吉田雅己(FPC)が神巧也(T.T彩たま)を破り、準決勝へ駒を進めた。準決勝は19日に行われ、吉田は宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園)と決勝進出をかけて争う。
早い打点で神を振り回すクレバーなプレーで吉田が勝利
写真:吉田雅己(FPC)/撮影:ラリーズ編集部
吉田が第1ゲームから神を左右に揺さぶり、空いたコースに的確にボールを送る展開に。苦しい展開が続き3ゲーム連続で失った神であったが、第4ゲームに息を吹き返す。
台から下げられるシーンが多かった神が徐々に台との距離を詰め始め、レシーブのチキータでも得点を重ねながら2ゲームを奪い返した。
しかし、吉田は神のチキータを封じるサーブに切り替え、第6ゲームで勝負を決め、渾身のガッツポーズを見せた。ストレートへのバックハンドが冴え渡った。
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スコア詳細
写真:神巧也(T.T彩たま)/撮影:ラリーズ編集部
■男子シングルス準々決勝
神巧也(T.T彩たま) 2-4 ◯吉田雅己(FPC)
3-11/8-11/9-11/11-6/11-7/7-11