【速報】早田ひな、盟友・伊藤美誠下し決勝進出<全日本卓球2020> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:早田ひな(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 【速報】早田ひな、盟友・伊藤美誠下し決勝進出<全日本卓球2020>

2020.01.19

文:ラリーズ編集部

19日、令和最初の全日本卓球選手権が最終日を迎え、女子シングルス準決勝が行われた。10時開始の準決勝第1試合では、早田ひな(日本生命)が伊藤美誠(スターツ)を下し、決勝進出を決めた。

伊藤は昨年度の同大会で2年連続3冠を成し遂げており、今大会でも既に早田と組んだ女子ダブルス、森薗政崇(BOBSON)と組んだ混合ダブルスで優勝を果たしていたが、盟友・早田が3冠を阻止する形となった。

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早田のパワーが伊藤のテクニックを封じる


写真:早田ひな(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部

伊藤と早田の2人は2000年生まれの19歳の同級生。平野美宇(日本生命)も合わせたこの世代は、日本女子卓球の人気を牽引する“黄金世代”となっている。直近の対戦は12月末のトップ12で、その際は伊藤がゲームカウント4-2で勝利を収めている。

卓球ファンが固唾を飲んで見守る注目の“みまひな対決”は、伊藤のサービスエースで幕を開けた。序盤は早田が持ち前のパワーを活かした打球で、伊藤のブロックを弾き飛ばしリードを奪う。伊藤も追い上げるが、早田の回転量あるバックハンドに押され、1ゲーム目は早田に軍配が上がった。

早田はバックへのロングサーブを有効に使い、伊藤の展開に持ち込ませない。伊藤もバック側へのロングサーブに対して、フォアで回り込み強打を放ち得点を奪う。それでも徹底してバックへロングサーブを続けた早田が2連続でゲームを奪う結果となった。

伊藤は、早田のロングサーブを持ち上げて打ち込まれる展開を避けるため、下回転系のボールなども混ぜ、ラリーの展開に変化をつける。早田の3、4ゲーム目を伊藤が返し、ゲームカウント2-2の振り出しへ。

3冠かかった女王・伊藤を早田が追い詰める


写真:伊藤美誠(スターツ)/撮影:ラリーズ編集部

5ゲーム目は伊藤が2本連続サービスエースを奪えば、早田が2本連続強烈なドライブで取り返すなどまさに一進一退の攻防が続く。8-8で早田がタイムアウトを取り、その後デュースにもつれ込むも、早田が攻め続け、12-10。伊藤の3冠阻止に王手をかけた。

6ゲーム目はまさに速攻。伊藤がサーブレシーブで得点を重ね、盟友対決は最終ゲームへ。

手に汗握る最終ゲームもお互い譲らず接戦となるが、中盤で早田が突き放し、盟友・早田が伊藤との大激戦を制し、決勝進出を決めた。


写真:早田ひな(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部

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詳細スコア


写真:伊藤美誠(スターツ)/撮影:ラリーズ編集部

■女子シングルス準決勝
伊藤美誠(スターツ) 3-4 〇早田ひな(日本生命)
9-11/7-11/11-6/11-9/10-12/11-4/7-11

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