ジュニア男子最年少の大野斗真　高校生相手に課題見つけた全日本

写真：大野斗真（ABBEY）/撮影：ラリーズ編集部

大会報道ジュニア男子最年少の大野斗真　高校生相手に課題見つけた全日本

2023.01.24

この記事を書いた人

フリーアナウンサー。
元ＮＨＫキャスターで、主にスポーツ、報道、情報番組を担当。取材して書くこと・話すことが得意。小学３年生で卓球を始め、慶應義塾大学在学中は全日本大学総合選手権大会（団体の部）出場。夢はスポーツ実況をすること。

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＜2023年全日本卓球選手権大会（一般・ジュニアの部）　日時：1月23日～29日　場所：東京体育館＞

24日、天皇杯・皇后杯 2023年全日本卓球選手権大会（一般・ジュニアの部）は2日目を迎え、ジュニア男子シングルス2回戦が行われた。

ジュニア男子最年少の小学5年生大野斗真（ABBEY）は、勝田裕介（三浦学苑高）と対戦し、ゲームカウント0-3で2回戦敗退となった。

初出場の大野　初戦で白星

写真：大野斗真（ABBEY）/撮影：ラリーズ編集部

今大会が初出場の大野は、23日に行われた初戦で、野中大地（専大北上高）と対戦。第1ゲームを落とすも、3ゲーム連取で初勝利を挙げた。

〇大野斗真（ABBEY）　3（-9,4,9,6）1 野中大地（専大北上高）

高校生を相手に勢いをつけた大野は、大会2日目の24日、勝田裕介（三浦学苑高）と対戦した。最後まで自分のペースに持ち込むことができず、0-3で敗れることとなった。

○勝田裕介（三浦学苑高） 3（7,8,8）0 大野斗真（ABBEY）

写真：勝田裕介（三浦学苑高・写真奥）/撮影：ラリーズ編集部

写真：大野斗真（ABBEY）/撮影：ラリーズ編集部

試合後のインタビューで、大野は「高校生のボールは威力があり速かった。速いペースにつられるのではなく、ゆっくりラリーをすることを考えながら試合した」と話す。

小学5年生の大野。これからの伸びしろにも期待できる。

今後については、「3球目攻撃の練習をしていきたい。ゆっくりなラリーでも速いラリーでも点を取れる選手になりたいです」と具体的な目標を教えてくれた。

来年、大きく羽ばたく姿を見たい。