＜天皇杯・皇后杯 2023年全日本卓球選手権大会（一般・ジュニアの部）　日時：1月23日～29日　場所：東京体育館＞

25日、全日本卓球選手権大会は3日目を迎え、男子シングルス3回戦が行われた。

御内が現役生活にピリオド

写真：御内健太郎（シチズン時計）/撮影：ラリーズ編集部

男子シングルス3回戦では、御内健太郎（シチズン時計）と坂根翔大（関西卓球アカデミー）の一戦が行われた。御内の鉄壁のカットを見せ、坂根は強烈なフォアドライブで得点を重ねていった両者の勝敗は、フルゲームの大激戦となる。

写真：坂根翔大（関西卓球アカデミー）/撮影：ラリーズ編集部

最終ゲームではデュースになるも、最後は安定性でわずかに上回った坂根が勝利。御内はこれが現役生活最後の試合となった。

今大会で引退を表明している御内は試合後、取材陣のインタビューに答えた。

試合後の御内健太郎コメント

正直なところもう一回勝ってランク入りたかったですが、20数年卓球をやりきったかなという思いです。

会社の方と話し合って数年前から現役引退のタイミングは考えていたんですが、シチズンの選手が人数不足が理由で（現役引退の時期が）長引いていました。今回前期の日本リーグでシチズン時計が優勝して、来年度の採用も確保できたということで、選手としてはここで一旦終えることが決まりました。

「勿体無い」、「まだできるんじゃないか」とたくさん言っていただけて自分としては嬉しく思っています。

良い経験や悪い経験は色々ありますが、全日本でランクに入ることが昔からの目標だったので、初めてランクに入ったときが一番思い出に残っています。

今後はシチズンの監督をする方向では決まっていますが、4月に正式発表されるまでわからないので、まずは仕事に入ります。

卓球を終えて何も目標がないんですが　これまでは土日は家族に理解してもらいながら卓球で抜けていたので、まずは家族とたくさんいい思い出を作りたいです。

男子シングルス3回戦試合結果②

〇阿部悠人（専修大）3-0 岩永宗久（法政大）
〇馬渡元樹（信号器材）3-1 弓取眞貴（日野キングフィッシャーズ）
萩原啓至（愛工大名電高）2-3 藤本海統（クローバー歯科カスピッズ）〇
〇竹﨑千明（岡谷市役所）3-2 岡野俊介（朝日大）

御内健太郎（シチズン時計）2-3 坂根翔大（関西卓球アカデミー）〇
出雲卓斗（ケアリッツ・アンド・パートナーズ）2-3 杉本和也（早稲田大）〇
木谷颯太（佐賀学園高）0-3 三木隼（野田学園高）〇
〇田添健汰（木下グループ）3-2 山本勝也（リコー）

写真：田添健汰（木下グループ）/撮影：ラリーズ編集部

千葉悠平（協和発酵バイオ）1-3 吉山和希（愛工大名電中）〇
田中翔大（長野工業高）1-3 江藤慧（クローバー歯科カスピッズ）〇
烏田東（呉青山高）0-3 松下海輝（日鉄物流ブレイザーズ）〇
〇曽根翔（T.T彩たま）3-0 内村秀平（都城市社協）

写真：景山拓海（高知工科大）/撮影：ラリーズ編集部

〇景山拓海（高知工科大）3-1 道廣晴貴（希望が丘高）
〇伊藤礼博（日本大）3-0 中村圭介（栗東市役所）
高田直騎（日製日立）1-3 上村慶哉（シチズン時計）〇
○吉村和弘（個人）3-0 徳田幹太（野田学園高）

男子シングルス4回戦組み合わせ②

丹羽孝希（スヴェンソンホールディングス）‐ 阿部悠人（専修大）
横谷晟（愛知工業大）‐ 馬渡元樹（信号器材）
村松雄斗（La VIES）‐ 藤本海統（クローバー歯科カスピッズ）
張本智和（IMG）‐ 竹﨑千明（岡谷市役所）

英田理志（愛媛県競対）‐ 坂根翔大（関西卓球アカデミー）
笠原弘光（ハンディ）‐ 杉本和也（早稲田大）
松田歩真（明治大）‐ 三木隼（野田学園高）
吉山僚一（愛工大名電高）‐ 田添健汰（木下グループ）

𠮷田雅己（木下グループ）‐ 吉山和希（愛工大名電中）
硴塚将人（協和キリン）‐ 江藤慧（クローバー歯科カスピッズ）
小野寺翔平（中央大）‐ 松下海輝（日鉄物流ブレイザーズ）
谷垣佑真（愛知工業大）‐ 曽根翔（T.T彩たま）

宇田幸矢（明治大）‐ 景山拓海（高知工科大）
有延大夢（琉球アスティーダ）‐ 伊藤礼博（日本大）
森薗政崇（BOBSON）‐ 上村慶哉（シチズン時計）
松平健太（ファースト）‐ 吉村和弘（個人）

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