文:ラリーズ編集部
<天皇杯・皇后杯 2023年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部) 日時:1月23日~29日 場所:東京体育館>
27日、全日本卓球選手権大会は5日目を迎え、女子シングルス6回戦では伊藤美誠(スターツ)が横井咲桜(四天王寺高)にゲームカウント1-4で敗れ、ベスト16敗退となった。
試合後、伊藤が報道陣の質問にオンラインで答えた。
伊藤美誠コメント
横井選手との試合に関して
横井選手とは初めて対戦して、想像以上に(積極的にラケットを)振ってくるタイプで、思い切りのいい卓球でした。でも、対応力はたくさんの選手と試合をしていたら身につくと思うので、今回は私自身にあまり対応力がなかったなと思いました。
自分自身も途中途中で負けているからこそちょっと吹っ切れてやれた部分もあったんですけれど、それが最初から最後までいかなかったかなと。意地でも追いつきたかったんですけれど、出だしが勝負だなと思いました。
全体的に合わなかった雰囲気だったが
今回たくさんの選手と練習させてもらったんですが、大会に入るときにどうしても「ここが痛いあそこが痛い」という部分で今回入ってしまいました。練習でも体がついてきていないことがたくさんあるので、自分の責任なんですけれども、いい体の状態で試合に臨むことが一番かなと思いました。
痛めているところがあるのか?
体的にはあんまり良い状態ではなかったとは思います。要因はよくわからないんですけれど、痛めている部分があって。ただ、1日目と昨日が終わった後に少しでも直してもらって、昨日はロキソニンを飲んで試合しました。
ただ明日もダブルスがあるので、またしっかり寝てダブルスを頑張りたいです。
今大会のシングルスを振り返って
自分がこれだけできないことが多いとなかなか面白い試合ができないなって思いました。何とか追い上げようという気持ちはすごくあったので諦めてはなかったし、どの選手も自分の中で格上だと思ってプレーはしているんですけれども、それ以上に相手に向かって来られることがたくさんあるので、そのときにさらにもっと思い切れることが大事だなと思いました。
全日本もどの大会も、初戦とか1ゲーム目が大事ですが、1ゲーム目のスタートが今回良くないので、1ゲーム目の中でも早めに対応する力が足りてないなというのは今回正直思いました。