【全日本卓球選手権2024】男子シングルス1回戦注目の組み合わせ3選 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:松平健太(ファースト)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 【全日本卓球選手権2024】男子シングルス1回戦注目の組み合わせ3選

2023.12.20

文:ラリーズ編集部

<天皇杯・皇后杯 2024年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部) 日程:2024年1月22~28日 場所:東京体育館(東京)>

19日、天皇杯・皇后杯 2024年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)の組み合わせを日本卓球協会が発表した。12日にはスーパーシードの組み合わせが先だって発表されていたが、今回の組み合わせはノーシード選手を含めた全選手の組み合わせとなっている。

そこで、本記事では男子シングルス1回戦の注目の組み合わせを3つ紹介する。

竹崎千明(岡谷市役所)vs 松平健太(ファースト)


写真:竹崎千明(岡谷市役所)/撮影:ラリーズ編集部

野田学園高校、明治大学出身の竹崎千明(岡谷市役所)は、世代No.1カットマンとも称されるほどの実力者。粘り強いカットが持ち味で、昨年の全日本選手権では4回戦で張本智和(智和企画)と対戦し、2ゲームを奪うなど善戦した。対するは、元日本代表の松平健太(ファースト)。強固なブロックからの攻撃を得意とし、2022年の全日本選手権では自身2度目の準優勝を飾っている。

ともに守備力に定評がある選手なだけに、いかにして攻撃のチャンスを作るかがポイントとなるだろう。

芝拓人(野田学園高)vs 龍崎東寅(三井住友海上)


写真:芝拓人(野田学園高)/撮影:ラリーズ編集部

今夏のインターハイでシングルス3位入賞を果たした芝拓人(野田学園高)と、全日本選手権シングルス5年連続ランク入り(ベスト16入り)の実績を持つ龍崎東寅(三井住友海上)の対戦も見逃せない。

名門・野田学園高校で腕を磨く芝は、パワーと安定感のバランスに優れた両ハンドが特徴。昨年の全日本ではジュニアの部ベスト8、今夏のインターハイでは3位入賞を果たすなど、その実力は超高校級とも言われている。

一方の龍崎は、高校3年次の全日本選手権から5年連続でランク入りを果たし、今シーズンはTリーグ・静岡ジェードの主力として活躍している。抜群のフットワークから繰り出されるフォアハンドの破壊力は日本トップクラスだ。

攻撃力に自信のある選手同士の対戦ということもあり、激しいラリー戦になることが予想される。

木造勇人(関西卓球アカデミー)vs 坪井勇磨(FPC)


写真:坪井勇磨(FPC)/撮影:ラリーズ編集部

2017年のインターハイ3冠王(3種目制覇)の木造勇人(関西卓球アカデミー)と、2014年のインターハイ3冠王の坪井勇磨(FPC)の試合は、今大会で最も注目度が高い試合の一つと言っても過言ではない。惜しむらくは、この試合がランク決定戦ではなく1回戦であるということだ。

破壊力抜群の両ハンドドライブで押していく木造に対して、坪井はバリュエーション豊富なサービスと前中陣でのカウンタードライブで展開を作るプレースタイル。戦い方は異なる両者だが、ともにチキータを得意としていることもあり、いかに台上で先手を取れるかが勝負の鍵となるだろう。

全日本選手権男子シングルス組み合わせ

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