文：ラリーズ編集部
＜2021年全日本卓球選手権大会（一般・ジュニアの部）、2021年1月11日～17日＞
16日、全日本卓球選手権の男子シングルス準々決勝で及川瑞基（木下グループ）が東京五輪代表に内定している張本智和（木下グループ）を下した。及川は、仙台ジュニアクラブで張本智和の両親から幼少期に指導を受けており、そのことも含め、オンライン会見で試合を振り返った。
及川瑞基コメント
写真：及川瑞基（木下グループ）/撮影：ラリーズ編集部
張本との試合について
準々決勝は張本選手ということで、格上で経験もありますし、勝てるとは思っていなかったのでびっくりしました。やる前に戦術をしっかり整理して、ラケットをよく前に振れて、いいプレーも多かったのでよかったです。
戦術について
写真：及川瑞基（木下グループ）/撮影：ラリーズ編集部
張本選手はバックハンドがとても上手いのでバック対バックでは分が良くないと思った。コースを変えて前でプレーすることを意識していたが、試合になったら考えすぎず、体が勝手に動いて、それに戦術もマッチしたのでよかった。バック対バックもかなりしていたが、少しタイミングを変えたり、少しミドルにずらしたりで変えてはいきました。
初めてのベスト4について
ランクが3回目で、初めての表彰台、初めて勝った選手もいたので、1つの目標の表彰台に上がれたので嬉しいです。準決勝、決勝もあるので、ここまで来たら優勝したいですし、明日しっかり優勝に向けて頑張りたい。
張本が仙台ジュニアの後輩であることについて
写真：及川瑞基（写真奥）と張本智和（ともに木下グループ）/撮影：ラリーズ編集部
張本選手とはジュニアの準々決勝で1回対戦したことがあって、全日本一般の準々決勝で当たるのは嬉しかったです。今の実力を張本選手に対して試したいと思っていたので嬉しかったです。1、2歳くらいから張本選手は練習していたので、僕が5、6歳のときから7年くらいは一緒に練習をやっていました。
今大会への思い
Tリーグで自分の予想よりも勝てていて、好調を保てていました。この感じでいけば全日本もベスト16の壁を越えられるんではないかなという思いはありました。挑戦できる全日本だなと思っていました。
男子シングルス準々決勝 試合結果
◯及川瑞基 4-1 張本智和
11-5/11-8/11-4/5-11/11-8
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