丹羽孝希「若い選手は卓球が違う」 粘着ラバー使用など試行錯誤も20歳に苦杯 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:丹羽孝希(スヴェンソン)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 丹羽孝希「若い選手は卓球が違う」 粘着ラバー使用など試行錯誤も20歳に苦杯

2021.01.16

文:ラリーズ編集部

<2021年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)、2021年1月11日~17日>

16日、全日本卓球選手権は大会6日目を迎えた。男子シングルス準々決勝では、東京五輪代表に内定している丹羽孝希(スヴェンソン)が20歳の若武者・田中佑汰(愛知工業大・愛知県)に敗れ、ベスト8で大会を終えた。

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「彼らは卓球が違う」若手に苦杯

田中の強烈なチキータやバックハンドで失点を重ねた丹羽は「バックハンドが強烈でそこで点を取られた。こちらが攻めても守備の技術が上手かった。今日勝って最終日まで残りたかったが、今日は相手の方が強かった」と田中を称えた。


写真:強烈な田中佑汰(愛知工業大学)のバックハンド/撮影:ラリーズ編集部

「敗因は5ゲーム目。2-2の9-5で勝っていて、9-8でタイムアウトも取ったが取られた。すごい悔しいです」とゲームカウント2-4で敗れた準々決勝を振り返った。


写真:丹羽孝希(スヴェンソン)/撮影:ラリーズ編集部

幼い頃から日本のトップで戦い続けている26歳の丹羽は、近年の男子日本卓球界の変化を感じ取っているという。「年々若い選手が(全日本で)上位に食い込んでくる。彼らは卓球が違う。バックが強烈で、レシーブからチキータなど思い切ったプレーをしてきて、自分の展開にならない。そこが課題」。

バック面のラバーを変更


写真:丹羽孝希(スヴェンソン)/撮影:ラリーズ編集部

丹羽も変化を求め、挑戦を続けている。今大会はバック面に粘着性のラバーを使用したのもその1つだ。

「今大会はバックのラバーを粘着の中国製ラバーを試してみた。僕もいろいろ新しい技術を試している。粘着ラバーは相手の回転に負けないので、チキータ処理やツッツキのボールをラバーを変えて強化しようと思っていた。練習ではよかったが、今日の試合は相手のチキータに対応できなかったので、自分の腕が足りなかった」。


写真:丹羽孝希(スヴェンソン)/撮影:ラリーズ編集部

試合後の会見で丹羽は、自身の課題であるバックハンドを強化していきたいと繰り返した。

「課題はバックハンドの技術を試合で使えるようになること。2-2の9-8でフォアに抜かれたところもバックで待っていれば抜かれることはなかった。競ると回り込んでフォアに頼ってしまうのが弱さ。バックハンド系の技術を準備して、今回のような大きな大会で自信を持ってできるように強化していきたい」。


写真:丹羽孝希(スヴェンソン)/撮影:ラリーズ編集部

最後に丹羽は「今年は始まったばかりなので、気持ちを切り替えていい成績を残せるように1試合1試合頑張っていきたい」と五輪イヤーとなる2021年の抱負をコメントした。

男子シングルス準々決勝結果

丹羽孝希 2-4 ◯田中佑汰
11-9/5-11/9-11/13-11/9-11/7-11

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