文:ラリーズ編集部
<天皇杯・皇后杯 平成30年度全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)丸善インテックアリーナ大阪>
20日、全日本卓球選手権の女子シングルス決勝で、前年優勝の伊藤美誠(スターツSC)が木原美悠(JOCエリートアカデミー)を破り連覇を果たした。
伊藤は女子ダブルス(ペア早田ひな・日本生命)と混合ダブルス(ペア森薗政崇・岡山リベッツ)でも連覇しており、2年連続の3冠を達成した。
準優勝の木原は今大会で前年度2位の平野美宇(日本生命)を破るなど台風の目となり、決勝でも3ゲームを連取された後の第4ゲームを逆転で奪うなど健闘したが、最後は伊藤の正確無比な速攻プレーが木原の勢いを上回った。
決勝では同じバックハンドに表ソフトラバー(表面に突起がありスマッシュが打ちやすい)を貼る速攻選手同士の打ち合いとなったが、1ゲーム目でゲームポイントを握られてから逆転するなど、要所で攻撃ミスの少なかった伊藤が試合の流れを支配した。
全日本選手権での2年連続3冠は斎藤清(男子単、男子複、混合複。S57、S58)以来史上2人目の快挙となる。
全日本卓球2019 女子シングルス決勝
伊藤美誠(スターツSC)4-1木原美悠(JOCエリートアカデミー)