文:ラリーズ編集部
<天皇杯・皇后杯 平成30年度全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)丸善インテックアリーナ大阪>
15日、全日本卓球選手権2日目、混合ダブルスに出場した森薗・伊藤ペアが3回戦、4回戦ともに3-0のストレート勝ちでベスト8入りを決めた。
森薗・伊藤ペアは前年度1ゲームも落とさずに優勝を果たしたが今大会でも1ゲームも落とさない完璧な戦いぶりを見せている。
技術的にはダブルスで重要とされるサーブ、レシーブなどの台上処理とつなぎのボールでミスが少ない。またポイント間、ゲーム間にもアイコンタクトを含むコミュニケーションを取り合い息がぴったりだ。
試合後の取材では「どちらかが下げられてもどちらかが前にいるようにしている」(伊藤)と前陣でのプレー領域を死守する意識の高さが伺える。
張本・長崎組の順当な勝ち上がりに対しては「対戦してみたい。でも決勝まで当たらないので今は(次の)準々決勝に集中し、ビデオがあれば研究してから臨みたい」(伊藤)「世界選手権金メダルの吉村、石川組が負けるくらい、レベルが高く何があるか分からない種目。気を引き締めて向かっていく」(森薗)と一切の油断が無いことを示した。
果たして、死角が無いディフェンディングチャンピオンを倒すペアは現れるのか。
東京五輪から正式種目となり、注目の集まる混合ダブルスは16日に準々決勝、17日に準決勝と決勝が行われる。
全日本卓球2019 森薗政崇、伊藤美誠ペア 1月15日の結果
混合ダブルス 4回戦
森薗 政崇(岡山リベッツ)/伊藤 美誠(スターツSC) 3-0 龍崎 東寅(明治大)/山本 笙子(中央大)
11-5/11-8/11-2
混合ダブルス3回戦
森薗 政崇(岡山リベッツ)/伊藤 美誠(スターツSC) 3-0 長門 幹(埼玉工業大)/桑原 穂実(正智深谷高)
11-6/11-5/11-9