卓球ニュース 【卓球】張本智和・大島祐哉が準々決勝に進出 日本勢優勝なるか<ITTFオーストラリアOP 男子4日目の結果>
2018.07.28
文:ラリーズ編集部
*写真は2018ワールドツアー韓国オープン男子シングルス2回戦の張本智和(JOCエリートアカデミー)
<ITTFワールドツアープラチナ・オーストラリアオープン(ジーロング)、2018年7月24日〜29日>
27日、ワールドツアープラチナオーストラリアオープンが4日目を迎え、男子シングルス初戦〜ベスト8決定戦、ダブルス準々決勝〜準決勝が行われた。
男子シングルス初戦には張本智和(7月度世界ランキング8位・JOCエリートアカデミー)が登場し、卓球新リーグ・Tプレミアリーグの琉球アスティーダに加入する陳建安(同31位・チャイニーズタイペイ)と対戦。
陳建安は17歳のときに2008年に世界ジュニア男子シングルス優勝を果たし、2013年には荘智淵(同14位)とダブルスで2013年世界選手権パリ大会の男子ダブルスで優勝した経験を持つ。一昨年はロンドン五輪金メダリストの張継科(中国)、昨年は日本の丹羽孝希(同12位・スヴェンソン)、張本らを破る活躍を見せた選手で、世界ランクこそ張本の方が高いものの、簡単に下せる相手ではない。
試合はお互いに一歩も譲らぬ展開に。しかしゲームカウントが2-3となり、陳建安が勝利に王手をかけると、ここから張本が粘り、フルゲームの激戦を制し、ベスト8決定戦に駒を進めた。
ベスト8決定戦では、大島祐哉(同50位・木下グループ)がアフリカ屈指のプレーヤーであるアルナ(同20位・ナイジェリア)をストレートで下し、準々決勝に進出した。
また張本智和は決勝T初戦で松平健太(同15位・木下グループ)を下し勢いに乗る平野友樹(同223位・協和発酵キリン)にゲームカウント4-1で快勝し、準々決勝に駒を進めた。
男子ダブルスは、大島祐哉/森薗政崇ペアがチャイニーズタイペイの陳建安/荘智淵ペアを下し決勝に進出。ジャパンオープンでも優勝を飾った韓国のエースダブルス・李尚洙/鄭栄植ペアと29日に対戦する。
男子 オーストラリアオープン4日目の結果
男子シングルス
<決勝トーナメント初戦>
有延大夢 2-4 許シン(中国)
8-11/12-10/8-11/11-9/7-11/6-11
吉田まさき 3-4 ガナナセカラン(インド)
11-8/7-11/11-9/7-11/5-11/11-6/11-8
松平健太 3-4 平野友樹
14-12/10-12/9-11/11-9/11-3/8-11/10-12/
張本智和 4-3 陳建安(チャイニーズタイペイ)
9-11/9-11/11-7/11-6/11-13/12-10/11-9
上田仁 4-0 森薗政崇
13-11/11-9/11-9/11-3
<ベスト8決定戦>
大島祐哉 4-0 アルナ・クアドリ(ナイジェリア)
12-10/11-9/11-8/11-4
上田仁 2-4 許シン(中国)
11-7/8-11/3-11/11-7/8-11/1-11
吉村真晴 2-4 于子洋(中国)
8-11/11-9/6-11/11-5/7-11/7-11
平野友樹 1-4 張本智和
8-11/3-11/11-6/5-11/4-11
男子ダブルス
<準々決勝>
森薗政崇/大島祐哉 3-0 陳建安/荘智淵(チャイニーズタイペイ)
11-8/12-10/11-5
丹羽孝希/上田仁 1-3 張兎珍/林鐘勲(韓国)
15-13/3-11/9-11/6-11
<準決勝>
森薗政崇/大島祐哉 3-2 張兎珍/林鐘勲(韓国)
6-11/11-8/11-9/10-12/12-10