張本智和が自己最高8位、日本人トップに|卓球男子世界ランキング(7月最新発表) | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

卓球ニュース 張本智和が自己最高8位、日本人トップに|卓球男子世界ランキング(7月最新発表)

2018.07.03

文:ラリーズ編集部

*写真は張本智和(JOCエリートアカデミー)

馬龍が昨年のワールドツアーのポイント失効が響き6位に

2017年世界卓球王者の馬龍が2位から6位へ世界ランキングを下げた。

世界ランキングは規定により、直近1年間の最も成績の良かった8つの大会成績を踏まえて算定されることとなっている。

2018年7月のランキングでは2017年6月の大会成績の結果が除外されるため、馬龍が昨年6月のワールドツアープラチナ・ジャパンオープンで優勝し獲得したポイントが失効したことがランキング下落の大きな要因だと思われる。

50位以下では今年6月のジャパンオープンで準優勝を飾り、復活を遂げた張継科が102位から76位に大幅に世界ランクを上げた。ジャパンオープンの決勝後、「僕は東京五輪に出るために帰ってきた」と語った張継科のチャレンジが再スタートしようとしている。

【新方式】世界ランキングのポイントの決め方

張本智和が自己最高8位に、日本人トップに浮上

張本智和が6月のジャパンオープンでの優勝に伴い1800ポイントを獲得し、自己最高の8位に浮上し日本人トップになった。

日本のトップ3は変わらず世界ランキング10位の張本智和(JOCエリートアカデミー)、12位の丹羽孝希(スヴェンソン)、13位の水谷隼(木下グループ)だ。

昨年6月のワールドツアープラチナ・ジャパンオープン、中国オープンの獲得ポイントが失効となり、大島祐哉が37位から50位に大幅にランキングを落としている。

今月は獲得ポイントが高いワールドツアープラチナの韓国オープンと、オーストラリアオープンが開催され、両大会とも日本トップ選手が多く参加する予定だ。日本選手がどこまでランキングポイントを稼げるか、注目が集まる。

2018年7月の卓球世界ランキング

男子世界ランキングトップ10

1(1) 樊振東(中国)  ポイント17001
2(4) ボル(ドイツ)  ポイント15205
3(5) 林高遠(中国)  ポイント14964
4(3) オフチャロフ(ドイツ)  ポイント14465
5(6) 許昕(中国)  ポイント13735
6(2) 馬龍(中国)   ポイント13500
7(8) 李尚洙(韓国)  ポイント13149
8(10) 張本智和(日本)  ポイント13034
9(7) 黄鎮廷(香港)  ポイント12969
10(11) ウーゴ・カルデラノ(ブラジル) ポイント12680

()内は6月世界ランキング

日本男子世界ランキング(50位まで)

8(10) 張本智和  ポイント13034
12(9) 丹羽孝希 ポイント12466
13(13) 水谷隼  ポイント11745
15(14) 松平健太  ポイント11295
26(23) 上田仁  ポイント9567
26(30) 吉村真晴  ポイント9567
40(27) 吉田雅己  ポイント8085
50(36) 大島祐哉  ポイント7608

写真:松尾/アフロスポーツ