文:ラリーズ編集部
<TOKYO OPEN 2023 第75回東京卓球選手権大会 日時:3月14日~19日 場所:東京体育館>
3月14日から、東京体育館にて、東京選手権が開催中。18日は、カデット男女シングルス、ジュニア男女シングルス、一般男女ダブルスが行われた。
男女ともに高校生ペアが優勝収める
写真:梅村友樹/藤元駿(明徳義塾高)/撮影:ラリーズ編集部
男子ダブルスは梅村友樹/藤元駿(明徳義塾高)ペアが初優勝を飾った。3回戦で松田歩真/手塚凌馬(明治大)ペアに勝利すると、準々決勝では伊藤礼博/原大翼(日本大)にも白星で、準決勝へ。
全日本社会人選手権でベスト4に入っている外シードの松下大星/宮本春樹(クローバー歯科カスピッズ)ペアに3-2の接戦を制して決勝へと進んだ。
写真:宮川昌大/山本歩(明治大)/撮影:ラリーズ編集部
その決勝の相手となったのは、宮川昌大/山本歩(明治大)ペアだ。5回戦から登場すると、6回戦では皆川朝/平野晃生(日野キングフィッシャーズ)ペア、準々決勝では小野寺翔平/浅津碧利(中央大)ペアに勝利してきている。
準決勝では、第1シードを破った川上尚也/西康洋(日野キングフィッシャーズ)ペアに3-1で白星を挙げ、決勝の舞台へと勝ち上がってきた。
写真:梅村友樹/藤元駿(明徳義塾高)/撮影:ラリーズ編集部
迎えた決勝戦では、梅村/藤元ペアがスタートダッシュを決める。11-2で先制するが、第2ゲームは宮川/山本ペアが取り1-1に。
第3ゲームを梅村/藤元ペアが取ると、第4ゲームはデュースに突入。ここを梅村/藤元ペアが制し、勝利のガッツポーズを掲げた。ノーシードのペアが破竹の勢いでつかみ取った初優勝であった。
写真:今枝愛美/遊佐美月(愛み大瑞穂高)/撮影:ラリーズ編集部
女子ダブルスの頂点に立ったのは、今枝愛美/遊佐美月(愛み大瑞穂高)ペアだ。1回戦から出場した今枝/遊佐ペアは、4回戦で第1シードの小畑美月/菅澤柚花里(デンソー)に接戦の末勝利。
準々決勝で青木萌恵/岡崎日和(東洋大)ペアを破ると、準決勝では青木優佳/中森帆南(中国電力)にも勝利を挙げて決勝へと進んでいる。
写真:野村光/小林りんご(桜丘高)/撮影:ラリーズ編集部
今枝/遊佐ペアの決勝の相手となったのは、野村光/小林りんご(桜丘高)ペアだ。5回戦から登場すると、準々決勝で中畑夏海/森田彩音(デンソー)ペアを3-0のストレートで破る。
準決勝では第2シードの加護亜実/小島叶愛(十六銀行)ペアにも3-0のストレートで勝利。ここまでの3戦で落としたゲーム数はわずか1と好調の勢いで決勝に進出した。
写真:今枝愛美/遊佐美月(愛み大瑞穂高)/撮影:ラリーズ編集部
高校生ペア同士による決勝戦は、野村/小林ペアが先制点を挙げる。しかし、今枝/遊佐ペアが2ゲームを連取して王手をかける。野村/小林ペアが1ゲーム取り返すも、最終ゲームのデュースを今枝/遊佐ペアが制した。
女子ダブルスでもノーシードのペアが全日本ランカーのペアを破り、勢いに乗ったまま初優勝まで駆け上がった。
ジュニア男女単も後半へ
写真:溜大河(静岡学園高)/撮影:ラリーズ編集部
ジュニア男女シングルスも前半戦が終了した。ジュニア男子シングルスでは、溜大河(静岡学園高)や西田有輝(関西高)、鈴木柊平(遊学館高)とインターハイ常連校の選手らが勝ち残っている。
写真:谷本拓海(兵庫中)/撮影:ラリーズ編集部
また、高校生に限らず谷本拓海(兵庫中)や面田知己(愛工大名電中)、中城瑛貴(松山卓球教室)ら中学生の全国上位選手も5回戦へと進んでいる。
写真:岡野結衣(横浜隼人高)/撮影:ラリーズ編集部
ジュニア女子シングルスでは岡野結衣(横浜隼人高)や、古賀咲音(滋賀学園高)、増田華(松商学園高)らが4回戦進出を果たした。
写真:東川羽菜(宇都宮文星女子高)/撮影:ラリーズ編集部
シード勢でも、第1シードの面手凛(山陽学園中)をはじめ、東川羽菜(宇都宮文星女子高)、青木咲智(ミキハウスJSC)らが順調に勝ち星を挙げてきている。
男女ダブルスの決勝戦の結果は以下の通り。
男子ダブルス決勝結果
宮川昌大/山本歩(明治大)1-3 梅村友樹/藤元駿(明徳義塾高)〇
2-11/11-6/8-11/10-12
女子ダブルス決勝結果
〇今枝愛美/遊佐美月(愛み大瑞穂高)3-2 小林りんご/野村光(桜丘高)
8-11/12-10/11-5/7-11/12-10
男子ダブルス結果
優勝: 梅村友樹/藤元駿(明徳義塾高)
準優勝:宮川昌大/山本歩(明治大)
3位:川上尚也/西康洋(日野キングフィッシャーズ)、松下大星/宮本春樹(クローバー歯科カスピッズ)
女子ダブルス結果
優勝:今枝愛美/遊佐美月(愛み大瑞穂高)
準優勝:小林りんご/野村光(桜丘高)
3位:青木優佳/中森帆南(中国電力)、加護亜実/小島叶愛(十六銀行)