写真:平野晃生(左)、皆川朝(日野自動車)/提供:日本卓球リーグ実業団連盟
大会報道 ルーキー皆川の2点取りで日野自動車がリコーを破る金星<前期日本卓球リーグ豊田大会・男子1部>
2019.06.21
文:ラリーズ編集部
<2019年度前期日本卓球リーグ豊田大会 6月19日~6月23日、スカイホール豊田>
大会2日目となる20日、男子1部は4試合が行われた。1部については、ホームマッチとして計2試合が今大会前に行われており、その結果も成績に加味されている。
各チーム有力な若手選手が加入しており、初戦から非常にハイレベルな試合となった。Twitter上で話題のバズーカサーブでおなじみ、シチズン時計の酒井明日翔や、ゴールド選手として日鉄物流ブレイザーズから参戦している田添健汰、東京アートの吉村和弘といった注目選手も登場し、白熱した試合を繰り広げた。
東京アートは初戦で日鉄物流ブレイザーズと対戦。1試合目からフルゲームにもつれ込み、その後も互いに一歩も譲らない展開となったが、最後は村松雄斗が藤村友也を破り、貴重な1勝をもぎ取った。
その他にもシチズン時計や協和発酵キリンが競り合いながらも勝利を収めていく中で、日野自動車が昨年のファイナル4王者のリコーを3-0で破る金星を挙げた。リコーにとっては苦しい出足となったが、21日以降の挽回が期待される。
2日目 男子1部試合結果
写真:アドバイスを受ける皆川朝(日野自動車)/提供:日本卓球リーグ実業団連盟
リコー (0勝) 0-3 日野自動車 (1勝)
有延大夢 2-3 ○船本将志
鹿屋良平 0-3 ○皆川朝
有延大夢/郡山北斗 1-2 ○皆川朝/平野晃生
シチズン時計 (3勝) 3-1 愛知工業大学 (1勝)
上村慶哉 1-3 ○田中佑汰
○酒井明日翔 3-0 松山祐季
○笠原弘光/上村慶哉 2-1 木造勇人/田中佑汰
○御内健太郎 3-0 木造勇人
東京アート (3勝) 3-2 日鉄物流ブレイザーズ (1勝)
吉田海偉 2-3 ○定松祐輔
○吉村和弘 3-2 田添健汰
吉村和弘/坪井勇磨 1-2 ○藤村友也/松下海輝
○高木和卓 3-2 松下海輝
○村松雄斗 3-1 藤村友也
協和発酵キリン (3勝) 3-1 原田鋼業 (0勝)
○平野友樹 3-0 下山優樹
後藤卓也 1-3 ○横山輝
○松平賢二/平野友樹 2-1 横山輝/徳島剛
○松平賢二 3-1 中村廉