豊田自動織機、激闘制し1部残留<前期日本卓球リーグ・女子入れ替え戦> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:勝利した豊田自動織機メンバー/提供:日本卓球リーグ実業団連盟

大会報道 豊田自動織機、激闘制し1部残留<前期日本卓球リーグ・女子入れ替え戦>

2019.07.10

文:ラリーズ編集部

<2019年度前期日本卓球リーグ豊田大会 7月9日 刈谷市体育館>

9日、愛知県の刈谷市体育館にて、豊田自動織機(1部7位)と神戸松蔭女子学院大学(2部2位)による前期日本卓球リーグ入替戦が行われた。豊田自動織機としては、1部残留のかかる負けられない試合だ。

神戸松蔭女子学院大学は、1番で厚地うららが田中千秋を破ると、それに続いて2番鈴木理彩も勝利しスコアを2-0とし試合に王手をかける。

しかし、後がなくなった豊田自動織機は、ここから驚異の巻き返しを見せる。3番ダブルスでは 森・平野ペア が代田・岩濱ペアをストレートで下すと、4番平野容子もストレートで勝利し、スコアを2-2のタイに持ち込む。

勝利の行方はラストの佐藤風薫と代田華菜子に託された。運命の佐藤-代田戦は、両者譲らず、最終ゲームまでもつれ込む。この最終ゲームを佐藤がとり、ゲームオール9点に及ぶ激闘は、佐藤に軍配があがった。これでスコアを3-2とした豊田自動織機が大熱戦を制し、1部残留を決めた。

女子入れ替え戦 試合結果

豊田自動織機 3-2 神戸松蔭女子学院大学
田中千秋 1-3 〇厚地うらら
森美紗樹 2-3 〇鈴木理彩
〇森美紗樹/平野容子 2-0 代田華菜子/岩濱郁佳
〇平野容子 3-0 鶴岡菜月
〇佐藤風薫 3-2 代田華菜子

卓球界初の「選手会」が発足 発起人が明かす“2つの狙い”とは