男子・明大、女子・早大が5連覇目指す<秋季関東学生卓球リーグ戦見どころ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:オーストラリアOPでの及川瑞基/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 男子・明大、女子・早大が5連覇目指す<秋季関東学生卓球リーグ戦見どころ>

2019.09.03

文:ラリーズ編集部

<2019年秋季関東学生卓球リーグ戦 2019年9月4日、5日、11日~13日>

世界でも活躍する及川瑞基(専修大学)や先日Tリーグでは鮮烈デビューを果たした森田彩音(中央大学)も出場する秋季関東学生卓球リーグ戦(以下、リーグ戦)が9月4日にスタートする。毎回ハイレベルな戦いが行われるリーグ戦の見どころを紹介していく。

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男子1部 見どころ

なんといっても優勝候補筆頭は4季連続全勝優勝の明治大学だ。3年生ながら28勝を挙げているエース・龍崎東寅や未だリーグ戦では負けなしの沼村斉弥、その2人で組むダブルスは春季全勝と無類の強さを誇る。しかし、7月に行われたインカレでは決勝トーナメント2回戦で日本体育大学に敗れ、ベスト16敗退となった。インカレの雪辱を果たし5連覇を達成することはできるだろうか。


写真:オーストラリアOPでの三部航平/撮影:ラリーズ編集部

打倒明治の有力候補は春季2位の早稲田大学同3位の専修大学か。早大は春季の対明治戦、3-4と後一歩の所まで王者追いつめた。春季はなかなか調子の上がらなかった、硴塚将人と緒方遼太郎のダブルエースの復調が鍵となる。一方の専大は選手層の薄さが課題である。及川、三部航平の4年生コンビ、春季4勝のルーキー遠藤碧人に次ぐ勝ち頭の台頭が待たれる。

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その他では、長らくAクラス争いをしている中央大学、チーム力でインカレ準優勝を果たした筑波大学、1年生から主力として活躍する青山昇太、高取侑史がラストイヤーとなる法政大学も上位進出を狙う。

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3季ぶりの1部復帰となった日本体育大学は内村秀平、内村英司の兄弟ペアでどれだけ勝ち星を稼げるかが残留に向けてのポイントだ。大正大学は5年ぶりの1部復帰ということで、全員が1部初出場となる。長年チームを引っ張ってきた4年生と力のある1年生を中心に勝利を目指す。

女子1部 見どころ

4連覇中の早稲田大学4季連続2位である中央大学の2強が今季も優勝に向けしのぎを削る。早大は4連覇を目指したインカレでエース・笹尾明日香をユニバーシアードで欠き、ベスト16敗退。昨年に続き3冠を狙うも早々と逃した。しかし、インカレとは違いダブルスが2本のリーグ戦。2ペア合わせて通算28勝10敗と他大学を寄せ付けない強さを誇る。

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写真:Tリーグ・TOP名古屋で活躍する森田彩音/撮影:ラリーズ編集部

一方の中大は主将・森田彩音がTリーグで早田ひな(日本生命レッドエルフ)を破るなど大ブレイク。森田含め4年生が主力の中大。ラストイヤーで王座奪還を目指す。

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この2強に割って入るのは春季では王者・早大を破り、3位に躍進した青山学院大学。春季はダブルスで9勝と少数精鋭ならではのコンビネーションの良さが光った。大型新人の宮崎翔も加え、古豪復活を期す。

1部復帰後すぐにAクラス入りを果たした東京富士大学、現役最多の30勝を誇る奥下茜里擁する日本大学、近年上位争いをしてきた専修大学など中位校の戦力は拮抗している。

春季は1勝と入れ替え戦に回ることとなった日本体育大学だが、力のある1年生が2シーズン目の今季本来の実力を発揮できるかに注目である。筑波大学は2部を全勝優勝し3季ぶりの1部復帰。7名と少人数のチームならではの団結力で1部に挑む。

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