文:ラリーズ編集部
<卓球・2020年全日本学生選抜強化大会 11月28、29日 横浜武道館>
11月28、29日の日程で、全日本学生選抜強化大会が横浜武道館にて開催される。新型コロナウイルスの影響で、日本学生卓球連盟主催の大会は全て中止となっており、今大会が今年度最初で最後の大学生の全国大会となる。新型コロナウイルス感染対策ガイドライン等を基に徹底した対策を講じた中で開催される。
東北学連を除く各学連から選抜された男女選手が参加し、予選リーグ1位のみが決勝トーナメントに進出する。
男子見どころ
男子では、愛知工業大学のTリーガー軍団に注目が集まる。木造勇人(琉球アスティーダ)、田中佑汰(岡山リベッツ)、松山祐季、髙見真己(ともにT.T彩たま)と日本トップクラスの実力を持つ大学生が参戦する。
写真:日本リーグでの木造勇人(愛知工業大学)/撮影:ラリーズ編集部
同じく優勝候補として名があがるのは、戸上隼輔(明治大学)か。インターハイチャンピオンとして入学してきた戸上が、1年生ながらどこまで勝ち進むのかも見どころだ。
写真:明治大学ドリームマッチでの戸上隼輔(明治大学)/撮影:ラリーズ編集部
他にも明治大学ドリームマッチで森薗政崇(BOBSON)に勝利した龍崎東寅(明治大学4年)や、T.T彩たまとのプレシーズンマッチで英田理志に勝利した五十嵐史弥(早稲田大学3年)ら実力者が揃う。
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女子見どころ
女子ではTリーグサードシーズンで大ブレイク中の木村香純(専修大学3年)が、勢いそのままに大学女王を目指す。学生Tリーガーとしてトップおとめピンポンズ名古屋でプレーする梅村優香、山本笙子(ともに中央大学)、日本生命レッドエルフに所属する皆川優香(大阪成蹊大学)も女王の座を狙う。
写真:全日学での木村香純(専修大)/撮影:ラリーズ編集部
他にも日本リーグで活躍した神戸松蔭女子学院大学や朝日大学の選手たちも虎視眈々と上位を狙う。
写真:日本リーグでの岩田明峰(朝日大学)/撮影:ラリーズ編集部
今年度最初で最後の大学生の全国大会で、チャンピオンに輝くのはいったいどの選手なのか。最後まで目が離せない。