【卓球】シチズンが23年ぶり優勝 創業100周年に記念V<後期日本リーグ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

*写真:神巧也/撮影:田村翔(アフロスポーツ)

大会報道 【卓球】シチズンが23年ぶり優勝 創業100周年に記念V<後期日本リーグ>

2018.11.12

文:ラリーズ編集部

<2018年度後期日本卓球リーグ酒田大会 2018年11月7日~11日>

男子1部はシチズン時計、女子1部は中国電力が優勝

11日、7日から開催されていた後期日本リーグ酒田大会が閉幕した。男子の前期優勝はTリーガー、有延大夢(Tリーグ・琉球アスティーダ)擁するリコーだ。

しかし前期王者のリコーは大矢英俊、高木和卓(Tリーグ・T.T彩たま )、村松雄斗(Tリーグ・琉球アスティーダ)擁する東京アート、そして松平賢二(琉球アスティーダ)、平野友樹(T.T彩たま)が牽引する協和発酵キリンに敗れ、4位となった。

そして、男子優勝は前期準優勝のシチズン時計となった。最終日はリコーに敗れるも、“ジンタク”こと神巧也や、町飛鳥、そして主将・御内健太郎など、チーム全員の力を出し切りV。御内健太郎は最高殊勲選手賞(MVP)に輝いた。

シチズン時計は1995年前期リーグ以来、23年ぶりの優勝となり、加えて今年はシチズン時計株式会社創立100周年の節目の年でもあり、同卓球部にとって、嬉しい記念Vとなった。

一方女子は中国電力が嬉しい初優勝。10日には前期王者の十六銀行にマッチカウント3-1で勝利し、MVPには同チームの土田美佳が選出された。

その大熱戦の裏側で、松平賢二がツイッターで「後期日本リーグ酒田大会」というフレーズをファンに動画で送ってもらい、良かった応募に対してプレゼントをする企画を自ら発案して行い、多くのファンから応募が来ていた。

このように、選手が日本リーグを積極的に盛り上げる施策を打っており、Tリーグのみならず、日本リーグの今後にも大いに注目が集まる。

後期日本リーグ酒田大会 最終結果

男子1部

<優勝>
シチズン時計

<準優勝>
東京アート

女子1部

<優勝>
中国電力

<準優勝>
日立化成

男子2部

<優勝>
日野自動車

<準優勝>
原田鋼業

女子2部

<優勝>
豊田自動織機

<準優勝>
朝日大学