年間王者決定戦 愛工大、十六銀行は連覇狙う<JTTLファイナル4見どころ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:連覇を狙う愛工大の主力・木造勇人/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 年間王者決定戦 愛工大、十六銀行は連覇狙う<JTTLファイナル4見どころ>

2020.12.11

文:ラリーズ編集部

<2020年度日本卓球リーグプレーオフ JTTLファイナル4 2020年12月12日~13日>

今年の日本卓球リーグ年間王者を決めるJTTLファイナル4が、12日から13日にかけてエフピコアリーナふくやま(広島県)にて無観客で開催される。

従来、ファイナル4は前期と後期の日本リーグでの総合順位で上位4チームが出場権を得るが、今年は前期リーグが中止となったため、11月に開催された後期リーグの上位4チームがそのままファイナル4に出場する。

>>男子は協和キリン、女子は中国電力がV 平野友樹、成本綾海がMVP<後期日本卓球リーグ1部>

男子

出場チーム

後期1位 協和キリン
後期2位 東京アート
後期3位 愛知工業大学
後期4位 日鉄物流ブレイザーズ

見どころ


写真:後期MVPの平野友樹(協和キリン)/撮影:ラリーズ編集部

11月の後期リーグでは、上位3チームは無敗で終える接戦だった。わずかの差でリードした協和キリンが優勝を勝ち取ったが、上位チームの実力は拮抗しており、ファイナル4も熱戦必至だ。

後期1位の協和キリンは、後期リーグでMVPを獲得したTリーガー平野友樹や優秀選手賞獲得の松平賢二を中心に、新人賞獲得のルーキー硴塚将人らを加えた戦力で、真の1位を目指す。


写真:熱いガッツポーズを見せる吉田海偉(東京アート)/撮影:ラリーズ編集部

東京アートは日本リーグ通算100勝を達成した吉田海偉らベテランと吉村和弘ら若き戦力の融合で後期は無傷で終えた。惜しくも優勝に届かなかっただけに、ファイナル4でのリベンジに燃える。

昨年、ファイナル4で学生チームながら優勝を果たした愛知工業大学は、今大会で連覇を狙う。松山祐季と髙見真己は彩たま、田中佑汰は岡山、木造勇人は琉球と、主力の4人はTリーグに所属し実力十分。若き大学生たちは他チームにとって脅威となるだろう。


写真:松山祐季(愛知工業大学)/撮影:ラリーズ編集部

日鉄物流ブレイザーズは全日本ダブルス3位の松下海輝、藤村友也に加え、ゴールド選手として田添健汰を迎え4位に食い込んだ。ファイナルで4位からの下剋上を狙う。

女子

出場チーム

後期1位 中国電力
後期2位 十六銀行
後期3位 デンソー
後期4位 昭和電工マテリアルズ

見どころ


写真:後期MVPの成本綾海(中国電力)/撮影:ラリーズ編集部

中国電力は、後期リーグでは無敗での優勝を果たした。後期リーグMVPの成本綾海や宋恵佳らを中心に、後期リーグの勢いのまま2年ぶりのファイナル4制覇を狙う。


写真:安藤みなみ(十六銀行)/撮影:ラリーズ編集部

後期2位の十六銀行は、昨年のファイナル4で初優勝を果たし、今大会は連覇をかける。後期では7戦全勝で優秀選手賞を獲得した安藤みなみを中心に、2位に終わった後期のリベンジを誓う。


写真:田口瑛美子(昭和電工マテリアルズ)/撮影:ラリーズ編集部

デンソーは13年インターハイ女王の阿部愛莉と18年インターハイ女王の野村萌に加え、今年は中大から全日学女王の森田彩音を迎えて後期では3位に入った。昭和電工(日立化成からチーム名変更)は今年筑波大から加入し、後期では新人賞を獲得した田口瑛美子の活躍もあり、4位に食い込んだ。

近年の日本卓球リーグでは中国電力と十六銀行が優勝チームとして名を連ねており、デンソーと昭和電工は今回のファイナル4で優勝して存在感を示したい。

ファイナル4 大会日程

12月12日

女子準決勝
中国電力 - 昭和電工マテリアルズ
十六銀行 - デンソー
男子準決勝
協和キリン - 日鉄物流ブレイザーズ
東京アート - 愛知工業大学

12月13日

女子決勝
男子決勝

特集・十六銀行


写真:十六銀行メンバー/撮影:ハヤシマコ

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