プロ顔負けの注目選手多数 高校卓球の頂点目指す<卓球・インターハイ個人戦見どころ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:篠塚大登(愛工大名電)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 プロ顔負けの注目選手多数 高校卓球の頂点目指す<卓球・インターハイ個人戦見どころ>

2021.08.12

文:ラリーズ編集部

<第90回全国高等学校総合体育大会 日時:8月12日~17日 場所:富山県 富山市総合体育館>

13日から富山市総合体育館でインターハイの卓球競技が行われる。第90回という節目の大会で、各選手が優勝を目指して勝負に挑む。個人戦は14日の男女ダブルス1回戦から始まる。

男子シングルス見どころ


写真:篠塚大登(愛工大名電)/撮影:ラリーズ編集部

男子シングルスの8つのシードのうち、6枠は愛工大名電高の選手が獲得している。今大会の注目株はやはり第1シードの篠塚大登(愛工大名電高)だ。6月のアジア選手権選考会では代表権を獲得、昨シーズンのTリーグでも、T.T彩たまの一員として活躍している。

実力は日本トップクラスに匹敵する篠塚が、第1シードの貫録を見せることができるのか。


写真:星優真/撮影:ラリーズ編集部

残り2枠のシードは、東京・実践学園に所属する全日本ジュニアランカーの高橋航太郎と、京都の強豪・東山高校の星優真だ。中でも星は、近畿高等学校選手権で優勝、インハイ京都予選でも3冠を達成している。

圧倒的な選手層の厚さを見せる愛工大名電の選手らに対し、星や高橋といった実力者がどこまでその牙城を崩すことができるのか見物だ。

女子シングルス見どころ


写真:横井咲桜(四天王寺高)/撮影:ラリーズ編集部

女子シングルスでも8つのシードのうち半分は、団体7連覇中の四天王寺高の選手で固められた。第1シードには横井咲桜が登録されている。全日本ジュニアでは、大藤沙月(四天王寺高)に次ぐ準優勝を飾っていて国際大会にも出場している。

横井をはじめとした四天王寺勢が優勝目掛け、ほかの選手の前に立ちはだかる。


写真:赤江夏星/撮影:ラリーズ編集部

もう半分のシードにはリベルテの赤江夏星や、桜丘の野村光が登録されている。8つのシードのうち、菅澤柚花里(四天王寺高)以外はすべて2年生が占めたこの大会で、各高校を牽引する2年生の活躍にも注目だ。

男子ダブルス見どころ


写真:吉山僚一(写真左)・濵田一輝(愛工大名電)/撮影:ラリーズ編集部

男子ダブルスでも愛工大名電のペアが8枠のうち3枠を占めた。Tリーグでも活躍していた吉山僚一と、全日本ジュニア優勝の濱田一輝のペアは今大会の注目のペアである。ダブルスの優勝の称号はどのペアにわたるのか。

女子ダブルス見どころ


写真:菅澤柚花里・中森帆南ペア(四天王寺)/撮影:ラリーズ編集部

女子ダブルスの第2シードには、菅澤柚花里・中森帆南ペア(四天王寺)が登録されている。第1シードの大藤沙月・横井咲桜ペア(四天王寺高)と合わせて、個人と団体での完全優勝を狙う。

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