四天王寺、他を寄せつけない9連覇 吉田監督「選手に思い切ってやってもらった」<卓球・インターハイ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:9連覇を達成した四天王寺高校(大阪)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 四天王寺、他を寄せつけない9連覇 吉田監督「選手に思い切ってやってもらった」<卓球・インターハイ>

2022.08.07

文:ラリーズ編集部

<第91回全国高等学校卓球選手権大会 日程:7月29日~8月8日 場所:宇和島市総合体育館(愛媛県)>

7日、第91回全国高等学校卓球選手権大会(以下、インターハイ)は大会9日目を迎え、女子学校対抗の部が終了した。準決勝で四天王寺は、桜丘に1本黒星をつけられるも3-1で勝利を掴み決勝に進出した。

その決勝では、前回大会と同じ高知県代表の明徳義塾相手に3-0で白星を飾り、前人未到の女子学校対抗9連覇を飾った。

試合後、吉田春香監督が報道陣の質問に答えた。

吉田春香監督(四天王寺高校)コメント

女子ダブルスと学校対抗について


写真:大藤沙月と横井咲桜(四天王寺)/撮影:ラリーズ編集部

(女子ダブルスで)自分達としては昨日2回、桜丘と明徳義塾のペアと試合できたことはプラスになったと感じました。

プラスになった具体的な部分

桜丘に関しては変則的なペアだったので、手の内を知ることができて、相手のやってくることは今日のほうが読みやすかった。

決勝、前半に大藤沙月を出していたが

色々と大嶋(雅盛)先生とも相談しながらなんですけど、決勝のオーダーはこれがベストだろうと考えて、選手に思い切ってやってもらいました。

準決勝で伊藤詩菜が敗れていたが決勝に出したのは


写真:伊藤詩菜(四天王寺)/撮影:ラリーズ編集部

伊藤は前半に出て思い切ってやってほしいという気持ちで出しました。

その決勝で伊藤がチームに点をもたらしたのは

あの1点がすごく大きかったと思います。相手(明徳義塾)のダメージにもなったと思いますし、その流れでダブルスにつながってよかったです。

9連覇という偉業について

たまたま今回自分が監督だったんですけど、今まで大嶋先生や村田先生が築き上げてきてくれた結果を、今回で途切らせることなく来年に続けることができて、ほっとしています。

女子学校対抗決勝結果

〇四天王寺(大阪) 3-0 明徳義塾(高知)

〇大藤沙月 3-1 上澤依央
11-8/7-11/11-5/11-8

〇伊藤詩菜 3-1 青井さくら
11-9/9-11/11-7/11-8

〇大藤沙月/横井咲桜 3-0 青井さくら/白山亜美
11-5/11-6/11-7

横井咲桜 – 上澤茉央
面田采巳 – 白山亜美

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