写真:四天王寺高校 村田充史監督/撮影:ラリーズ編集部
大会報道 “大阪ダービー”の連敗止めて8連覇達成 四天王寺・村田監督「初優勝した時のような新鮮さ」<第50回記念全国高等学校選抜卓球大会>
2023.03.27
文:ラリーズ編集部
<第50回記念全国高等学校選抜卓球大会 日時:3月24日~27日 場所:愛知県・スカイホール豊田>
27日、第50回記念全国高等学校選抜卓球大会が4日目を迎え、女子学校対抗決勝トーナメント準決勝、決勝が行われた。決勝では、四天王寺がリベルテとの大阪府代表校同士の“大阪ダービー”を制し3-2で勝利し、史上初の8連覇を達成した。
四天王寺が8連覇達成
四天王寺とリベルテの大阪対決となった決勝戦。1番シングルスでは、兼吉優花(四天王寺高)、2番では、由本楓羽(香ヶ丘リベルテ高)がそれぞれ勝利し、マッチカウントは1-1と並ぶ。
写真:兼吉優花(四天王寺高)/撮影:ラリーズ編集部
勝負を分けた3番ダブルスでは、逆転で勝利した藤田知子/伊藤詩菜(四天王寺高)が8連覇に王手を懸けた。
同時に開始した4、5番シングルスでは、5番の原芽衣(四天王寺高)が篠原夢空(香ヶ丘リベルテ高)をストレートで下し、マッチカウント3-2で四天王寺が勝利。
写真:原芽衣(四天王寺高)/撮影:ラリーズ編集部
四天王寺は、史上初となる全国高等学校選抜卓球大会での8連覇を達成した。
写真:四天王寺高校/撮影:ラリーズ編集部
試合後、四天王寺高校の村田充史監督が取材陣のインタビューに答えた。村田監督の試合後のコメント、女子学校対抗決勝トーナメント決勝結果は以下の通り。
四天王寺高校 村田充史監督コメント
試合を振り返って
今回起用したメンバーは、1つ上の学年が強すぎて、団体戦で戦うのが初めての選手ばかりでした。今大会では、まずは団体戦での戦い方を覚えるといったところから始まり、私自身もインターハイや選抜と行ってなかったので、久しぶりの高校の団体戦で、今回の優勝は初優勝した時のような新鮮さがありました。
近畿新人戦や府の予選で負けも見られたが
大阪府の新人戦で負けて、近畿の新人戦でも負けて、大阪府の総体でも負けて、(リベルテには)3連敗してました。
連敗阻止の為どのような対策を?
対策は(カットマンの)兼吉を使ったという事です。(負けていた試合も)ダブルスは取れてたので、ダブルスで1点、兼吉で1点、あと1点をみんなで取ろうと頑張りました。
決勝のリベルテ戦について
兼吉が1点取ってきてくれたのが大きかったという事と、オーダーもよかったです。
主将・原の頑張りについて
原は体調不良でしばらく練習できてなかったんですけど、なんとか選抜に間に合ってくれました。
なんとか間に合ってくれて、キャプテンとしてチームをうまくまとめてくれて、そして最後、ラストで勝ってくれて本当によかったです。
夏に向けて
次は夏の総体に出場できるように(大阪)予選から頑張ります!
写真:四天王寺高校 村田充史監督/撮影:ラリーズ編集部
女子学校対抗決勝トーナメント準決勝試合結果
〇四天王寺(大阪)3-1 遊学館(石川)
伊藤七海 0-3 牧野里菜〇
〇伊藤詩菜 3-0 大塚未来
〇藤田知子/伊藤詩菜 3-1 牧野里菜/竹内伶
〇原芽衣 3-0 竹内伶
愛み大瑞穂(愛知)0-3 リベルテ(大阪)〇
今枝愛美 1-3 上澤杏音〇
稲垣幸菜 0-3 由本楓羽〇
今枝愛美/遊佐美月 1-3 篠原夢空/上澤杏音〇
女子学校対抗決勝トーナメント決勝試合結果
〇四天王寺 3-2 リベルテ
〇兼吉優花 3-0 司千莉
藤田知子 2-3 由本楓羽〇
〇藤田知子/伊藤詩菜 3-2 篠原夢空/上澤杏音
伊藤七海 1-3 上澤杏音〇
〇原芽衣 3-0 篠原夢空