愛工大名電・谷垣、男子三冠王に 「三冠王になりたいと思ってやってきた」<卓球・インターハイ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:谷垣佑真(愛工大名電)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 愛工大名電・谷垣、男子三冠王に 「三冠王になりたいと思ってやってきた」<卓球・インターハイ>

2021.08.17

文:ラリーズ編集部

<第90回全国高等学校総合体育大会 日時:8月12日~17日 場所:富山県 富山市総合体育館>

17日、インターハイ卓球競技は5日目を迎え、男子シングルスの決勝が終了し、ダブルスと学校対抗で2冠を達成している谷垣佑真(愛工大名電)が、吉山僚一(愛工大名電)との同校対決を制し、見事三冠に輝いた。

男子での三冠は、2017年大会の愛工大名電OBの木造勇人(現・愛知工業大学)以来となる。

谷垣佑真コメント

実感は

名電のOBで木造(勇人)さんが三冠獲って、三冠王になるためには三冠王なりの心技体が揃ってないといけないなとそのとき感じさせられたので、自分も最後のインターハイで三冠王になりたいなと思って、練習休むことなくやってきた。それが三冠王に繋がって良かったと思います。

木造選手から学んだこと

絶対に負けない気持ち、諦めない気持ちが前面に伝わってきたので、そこは見習うべきだなと思いました。

篠塚戦

全国ではあまりやったことなくて、練習中の試合くらいしかなかった。相手の方がTリーグとかで活躍しているので、チャレンジャー精神を持って戦うことができた。そこがプレーにも結果にもつながって良かった。

技術的な良かった点

前までは台上でストップが多くて、下回転からという展開が多かった。今大会はチキータから2~4球目までの攻めが鋭くできた。

下がってからのフルスイングも自信がある?

振ったら入るかなと思って(笑)

粘って粘っても良いんですけど、自分はすぐ攻めたいタイプだから振ってしまう。それが入ったらすごい得点だし、相手にも影響を与える。入らなくても自信を持って振れているという自分としては良い感じになれるので、そこは自分の良いところだった。

優勝した瞬間の気持ち


写真:谷垣佑真(愛工大名電)/撮影:ラリーズ編集部

いやー木造さんもこういう気持ちだったんだな、と思った(笑)

あんまり三冠王はいないので、その中で自分が三冠王になったという実感は今もないんですけど良かったです。

男子シングルス決勝

〇谷垣佑真 3-1 吉山僚一
9-11/14-12/11-8/11-2

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