文:ラリーズ編集部
<2022 LION CUP TOP32 日時:3月5日~6日 場所:アリーナ立川立飛>
5日、アリーナ立川立飛にて、第1回パリ五輪選考会を兼ねたLION CUP TOP32が開幕し、女子シングルス準々決勝で石川佳純(全農)は、早田ひな(日本生命)に敗れた。この結果、ベスト4以上が内定となる中国・成都で行われる世界選手権2022の代表の座を石川は逃した。石川は14歳から14大会連続で世界選手権に出場してきたが、それがストップする形となった。
敗れた石川は、6日の5-8位決定戦に臨む。試合後、石川が報道陣の取材に応じた。
石川佳純コメント
写真:石川佳純(全農)/撮影:ラリーズ編集部
気迫も感じる試合だったが
(早田とは)しばらくやってないんですけど、だいぶ勝てていないので、出足から積極的に攻めていきたいなと思っていました。内容的には自分自身良かったと感じましたが、最後のゲームリードして、2本浮いたボールをミスしてしまったのがもったいなかった。
勝負所で早田選手が長いサービスを出してきて、そこを決めきれなかったのが自分としては悔いが残るんですけど、でも全体的には試合のペースを握っていける部分もあったし、内容的に悪くなかったと思います。
この大会はどういう気持ちで臨んだのか
強い選手ばかりなので1回でも多く勝てるようにと。今日勝ったら世界選手権も出られるということで、目の前の試合を一戦一戦全力で戦って、自分の力をどれだけ出せるか、勝っていけるか、と思っていました。
(早田とは)また次当たったときにリベンジできるように頑張りたいなと思ったし、明日試合がまだあるので頑張りたいと思います。
気持ち的には今までの苦しいばかりの試合よりは楽しんでできた。目の前の貴重な試合の舞台を楽しんでやりたいという気持ちでコートに立っていました。
写真:石川佳純(全農)/撮影:ラリーズ編集部
今までとは少し違う気持ちか
五輪レース3回やっていて、本当に辛くて厳しい過酷な道で、五輪を目指すのであればそれからは絶対逃げられないと思うので、その中で、自分がどうするにしても目の前の試合を楽しんでやりたいし、毎回毎回レベルアップしていけるような試合(をしたい)。
自分が楽しんでやることで成長があったり、見てる方も楽しんでくれたりすると思うので、そういう風にやりたいなと思っています。
世界選手権代表を逃したことについて
世界選手権出られないのは残念ですね。ずっと出てきたので残念ですけど、目の前の次ある試合に今日の試合を活かせたらなと思います。
石川佳純 試合結果
女子シングルス1回戦
〇石川佳純 4-0 面手凛(山陽学園中)
11-3/11-7/11-3/11-8
女子シングルス2回戦
〇石川佳純 4-0 中田玲奈(筑波大)
11-8/11-9/11-7/11-7
女子シングルス準々決勝
石川佳純 3-4 早田ひな〇
11-8/0-11/8-11/11-7/11-9/4-11/9-11