文:ラリーズ編集部
<卓球・第19回アジア競技大会卓球競技代表候補選手選考会 日時:4月9~10日 場所:赤羽体育館>
10日、第19回アジア競技大会卓球競技代表候補選手選考会は2日目を迎え、東京五輪代表の平野美宇(木下グループ)が木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)をストレートで下し、優勝を果たした。
試合後、平野が報道陣の質問に答えた。
平野美宇コメント
今の気持ちは?
厳しい戦いの中で優勝することができたのもそうですし、所属が変わって2週間で優秀な成果を発揮することができたので嬉しいです。
好調の木原に勝利した自身の手応えは?
中澤コーチと張コーチ、2人のコーチから良い指導を受けられたのが自信につながりましたし、チームとしても普段からサポートしていただいて集中できる環境だなって思って、男子チームの選手も応援してくれたことで全部の力が合わさって結果を残せたかなと思います。
2014年大会とは違う立場での出場について
2014年に初めて私が日本代表として選出された試合で、その時は団体のみの出場で先輩方に囲まれて常に緊張してたんですけど、すごくいい経験をさせてもらった試合でした。
今回は実力で勝ち取ることができたので、そこで得た経験を結果で返せたらいいなと思います。
アジア競技大会への意気込み
今日のような試合ができれば、中国選手にも競ったりとか、勝てるんではないかというような試合ができていたので、アジア競技大会では勝つつもりで、今後練習していきたいなと思います。
決勝の良かった点
木原選手とは前回、それから全日本選手権でよく対戦していて負けてしまっていたので、難しくなるんではないかと思っていたんですけど、最初から自分の良いペースで試合をすることができました。
前回よりも強いボールや難しいボールをしっかり返して次につなげることが今回よくできていたので、勝てたのではないかと思います。
前回大会での先輩選手の姿
初戦から厳しい戦いもあったんですけど、最後の勝負強さが2人(石川佳純、福原愛さん)だったり、平野(早矢香)さんや若宮(三紗子)さんと皆さん強いなと感じる部分があって私も見習いたいと思いました。
前回決勝だけ出させてもらって、私は負けてしまいましたし、だけど福原さんが丁寧(ディンニン・中国)選手に勝っていて、そういうのを見て、私は自信を持って中国選手と戦えてなかった。
今回は自信を持って試合に臨めるように準備したいと思います。
国内大会で勝つ難しさ
前回の選考会の時も、国内の知っている選手、お互いに知っている、慣れている選手に勝ち続けるというのがすごく大事になってくる試合だったので、今後も国内選考が続いてく中でどんな相手でも最後は自分が勝つことを意識してこれからも頑張っていきたいと思います。