文:ラリーズ編集部
<第69回春季北信越学生卓球選手権大会兼第91回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部)北信越地区予選 5月6日~8日 新潟市西総合スポーツセンター>
5月6~8日、第69回春季北信越学生卓球選手権大会が行われた。男子団体では北陸大学が、女子団体では新潟大学が優勝を飾った。男子の北陸大学は春季大会を連覇。春秋新人大会を含め4季連続の優勝となった(昨年夏季大会は中止)。また女子の新潟大学は、昨年の秋季・新人大会に続き、3季連続の優勝となった。
この大会は第91回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部)北信越地区予選も兼ねており、男子1位の北陸大学と2位の新潟大学、女子1位の新潟大学と2位の金城大学は、7月6日~9日に、愛知・スカイホール豊田にて行われる第91回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部)の出場権を獲得した。
今大会男子団体1位に輝いた北陸大学主将の亀井康平(北陸大学3年・粉河高校出身)にオンラインで話を聞いた。
>>個人戦の結果はこちら 北陸大・小田、団体メンバー外からシングルス頂点へ「努力は一生、チャンスは一瞬」<春季北信越学生卓球選手権大会>
北陸大学主将・亀井康平コメント
写真:男子団体1位の北陸大学主将の亀井康平(北陸大学・写真右)/提供:北陸大学
連覇がかかっていたので団体メンバーは7人はとても緊張していましたが、メンバー以外の人達のサポートもあり、チーム全員で戦うという意識のなか、試合に臨むことができました。
写真:ベンチの様子/提供:北陸大学
背景としては、3年生の終盤から4年生にかけては就職活動の方に力を入れる必要があるため、11月の秋大会で世代交代という形になります。そのため、大変な面もありますが、3年生から主将をやらせていただいてます。
上級生もいる中で主将をする大変さはどこでしょうか?
全体はキャプテンが統括する中で、学年リーダーの仕事は同学年でのミーティングを繰り返し、学年内での意識の共有や、講義・ガイダンス等の情報共有を徹底して行うことしています。
私は1年の時に学年リーダーに立候補し、3年で主将を務めています。4年生もまとめないといけないのでとても大変ですが、木村監督からも様々な助言をいただき、部を運営しており、それが社会に出てから、きっと役立つと感じています。
写真:ベンチから指示を送る木村監督/提供:北陸大学
また、大会会場に木村監督も来られていたので、学部教育や卓球部の取り組みについてお聞きし、木村監督の学生指導に対する熱い思いを聞き、卓球競技だけではなく、人としての部分も学べて、成長できるところだと知ったので進学を決めました。
本学に向いている選手は、卓球も精一杯取り組みたい者や、その他の部分でも頑張れる選手が向いていると思います。大学生活は4年間しかないので、様々な経験をしないといけません。そして学生のうちに失敗を経験し、それを次に活かせるように学びます。社会に出てからの先を見据えて、活躍できる人材になると思います。
写真:表彰式の様子/提供:北陸大学
最後にどういうチームを作っていきたいかも教えて下さい。
そういった活動を続けていくことで、「おめでとう」から「ありがとう」と言われるチームにしたいと思っています。大学スポーツの素晴らしさを多くの高校生に知っていただき、競技者数が増えることを祈っています。
写真:金沢駅周辺の清掃活動の様子/提供:北陸大学
男子団体
写真:男子団体1位の北陸大学/提供:北信越学生卓球連盟
1位 北陸大学
2位 新潟大学
3位 新潟医療福祉大学
※1位の北陸大学と2位の新潟大学は第91回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部)出場
女子団体
写真:女子団体優勝の新潟大学/提供:北信越学生卓球連盟
1位 新潟大学
2位 金城大学
3位 新潟医療福祉大学
※1位の新潟大学と2位の金城大学は第91回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部)出場
女子団体優勝 新潟大学・主将 森田祐以コメント
コロナ禍での練習は大変だったが、全員が力を出して優勝することができて良かった。
>>個人戦の結果はこちら 北陸大・小田、団体メンバー外からシングルス頂点へ「努力は一生、チャンスは一瞬」<春季北信越学生卓球選手権大会>
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