男子・北陸大、8季連続V 女子・金城大は4季連続優勝<春季北信越学生卓球選手権大会> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:北陸大学/提供:北信越学生卓球連盟

大会報道 男子・北陸大、8季連続V 女子・金城大は4季連続優勝<春季北信越学生卓球選手権大会>

2023.05.19

文:ラリーズ編集部

<第70回春季北信越学生卓球選手権大会兼第92回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部)北信越地区予選 日程:5月12日~14日 場所:新潟市西総合スポーツセンター(新潟県)>

5月12日~14日に渡り行われた春季北信越学生卓球選手権大会は全種目が終了。各種目のチャンピオンが決まった。

大会総括

インカレ(全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部))の予選を兼ねており、また新入生が初めて参加する大会でもあった今大会。

男子団体1部では、北陸大学が盤石の試合運びで全勝を収め、優勝を果たした。北陸大学は春・夏・秋・新人各大会を通じ、一昨年度の春大会から8季連続の優勝となった。

団体戦の結果によりインカレ出場校は、1位の北陸大学、2位の新潟大学となった。

また男子団体2部では富山大学が全勝を収め、1部昇格となった。


写真:加藤遼(北陸大)/提供:北信越学生卓球連盟

男子シングルスでは、加藤遼(北陸大)が北信越大会初優勝。また工藤大全(北陸大)は1年生唯一の男子シングルスベスト4入りを果たした。

男子ダブルスでは加藤遼/信田旺介(北陸大)が優勝となり、加藤はシングルス、ダブルス、団体の3冠を達成した。

女子団体1部では、金城大学が昨年度の夏季、秋季、新人各大会に続き4季連続の優勝を果たした。インカレ出場校は1位の金城大学、2位の新潟大学となった。

また女子団体2部では金沢学院大学が全勝を収め、1部昇格となった。


写真:小林光優(金城大)/撮影:ラリーズ編集部

昨年、全日学ベスト8の小林光優(金城大)が、秋大会に引き続き2季連続の優勝となった。また坂下心優(金城大)は1年生唯一の女子シングルスベスト4入りを果たした。

女子ダブルスでは、小林光優/福岡佑菜(金城大)が秋大会に続いて2季連続の優勝となり、小林はシングルス、ダブルス、団体を通じ3冠を果たした。

各種目優勝者、優勝校主将のコメントと、各種目の結果は以下の通り。

男子シングルス優勝 加藤遼(北陸大)

誰も応援してくれなかったら優勝できなかったと思うが、応援の力もあり初優勝することができてとても嬉しい。

決勝戦では、2ゲーム取られてからの逆転勝ちだったが、劣勢でも戦い方を変えずに自分のプレーを発揮することだけを考えて試合をできた。

今まで準決勝が弱いとみんなに言われていて、準決勝の同士討ち対決でも、後輩に負けるんじゃないかと周りから言われていたが、そこを乗り越えて優勝できたのでよかった。

男子ダブルス優勝 加藤遼/信田旺介(北陸大)

昨年の新人戦では3位だったので、以前負けたペアにもリベンジでき、春大会で優勝することができて良かった。

先輩後輩の関係はほとんどなく、仲の良いペアで優勝することができて嬉しい。

次回の夏季大会でもダブルスで優勝して、全日学(全日本大学総合卓球選手権大会(個人の部))予選を1位で通過できるよう頑張りたい。

男子団体優勝北陸大学 主将・高村勇気

連覇がかかっていたので、連覇することができてとても嬉しい。

練習してきたことをしっかりと試合で発揮することができ、団体メンバーがみんな勝ってくれたので、主将としてとても嬉しかった。

インカレ本選でも、部員一人一人がチームに貢献できるように行動し、ベストパフォーマンスを発揮できるようにしたい。

昨年のインカレベスト16を超えられる最高のメンバーが揃っているので、横浜武道館で最高の思い出を一つ増やせるように努力し、チームスローガン「おめでとうよりありがとうと言われるチームへ」を目指して頑張りたい。

女子シングルス優勝 小林光優(金城大)

新年度になり、自分が最後の四年生の始まりの大会ということで、いいスタートを切れるように頑張りたいと思っていたため、優勝できてよかった。

途中、同期との同士討ち対決があり、精神的につらい時もあったが、乗り越えることができてよかった。

女子ダブルス優勝 小林光優/福岡佑菜(金城大)

昨年の秋大会では優勝できたので、引き続き今回も優勝しなきゃいけないプレッシャーもあったが、優勝できて本当に嬉しい。

片方が調子悪いときはもう片方の調子がよくて、うまくバランス取れたため、両方のメンタルを崩すことなく試合をすることができてよかった。

女子団体優勝 金城大学 主将・小林光優

昨年の春大会は新潟大学に負けてしまったが、今年はインカレ予選を1位で通過することができてよかった。

昨年のインカレでは関東一部のチームに勝利することができたので、今年はベスト8目指して頑張りたい。

男子団体1部

1位 北陸大学


写真:北陸大学/提供:北信越学生卓球連盟

2位 新潟大学

3位 新潟産業大学

殊勲賞:加藤遼(北陸大)

女子団体1部

1位 金城大学


写真:金城大学/提供:北信越学生卓球連盟

2位 新潟大学

3位 新潟医療福祉大学

殊勲賞:伊藤笑(金城大)

男子団体2部

1位 富山大学
2位 金沢工業大学
3位 松本大学

女子団体2部

1位 金沢学院大学
2位 信州大学
※3位の団体は特別参加につき表彰は無し

男子シングルス

1位 加藤遼(北陸大)


写真:加藤遼(北陸大)/提供:北信越学生卓球連盟

2位 佐藤祥太(新潟大)

3位 工藤大全(北陸大)、信田旺介(北陸大)

男子シングルス敢闘賞

工藤大全(北陸大)
大久保樹(新潟大)
田口雅也(新潟大)

男子ダブルス

1位 加藤遼/信田旺介(北陸大)


写真:加藤遼/信田旺介(北陸大)/提供:北信越学生卓球連盟

2位 春日山達哉/吉田彪馬(新潟大)

3位 金光将希/柴田俊輝(北陸大)、斎藤駿/東山莉久(新潟大)

女子シングルス

1位 小林光優(金城大)


写真:小林心優(金城大)/提供:北信越学生卓球連盟

2位 児玉茉優(新潟大)

3位 坂下心優(金城大)、森田祐以(新潟大)

女子シングルス敢闘賞

坂下心優(金城大)
長部心菜(新潟大)

女子ダブルス

1位 小林光優/福岡佑菜(金城大)


写真:小林光優/福岡佑菜(金城大)/提供:北信越学生卓球連盟

2位 郡山七海/森田祐以(新潟大)

3位 伊藤笑/須藤菜々子(金城大)、児玉茉優・加藤七菜(新潟大)

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