【卓球】11歳・松島輝空が13歳以下の部で最年少V 張本以来の快挙<全日本カデット> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:松島輝空(木下グループ)/松尾(アフロスポーツ)

大会報道 【卓球】11歳・松島輝空が13歳以下の部で最年少V 張本以来の快挙<全日本カデット>

2018.11.05

文:ラリーズ編集部

<平成30年度全日本卓球選手権大会(カデットの部) 2018年11月2日〜4日>

4日、宮城県にて3日間に渡って行われてきた全日本選手権カデットの部が閉幕した。この大会の目玉は何と言っても全日本ホカバ5連覇の11歳・松島輝空(木下グループ)と、張本智和の妹である10歳の張本美和(木下グループ)だ。両者はそれぞれ、13歳以下シングルスに出場した。

松島は決勝で野田学園中学の芝拓人にゲームカウント3-1で勝利し、見事カデットの部初優勝となった。小学5年生での優勝は、2014年に張本智和が記録した最年少優勝に並ぶ快挙だ。準々決勝で中村煌和(愛工大名電中学校)、準決勝で萩原啓至(愛工大名電中学校)と年上選手を破って優勝したのだから驚きだ。

一方張本は準々決勝で冨田愛(長森中学校)、準決勝で大久保ひかり(札幌大谷中学校)と、中学生を破って決勝に進出する。しかし、決勝ではすでにワールドツアーに参戦し、経験豊富な小塩遥菜(JOCエリートアカデミー)と対戦。ゲームカウント0-3のストレートで敗北し、惜しくも準優勝となった。

また、張本美和は、女子ダブルスに自身の出身クラブである仙台ジュニアの赤川瑞姫とダブルスを組み出場。決勝では見事名門・明徳義塾の中学生ペアにゲームカウント3-0のストレート勝利で優勝を飾った。

平成30年度全日本卓球選手権大会(カデットの部) 全結果

シングルス

<男子14歳以下>
優勝:前出陸杜(松生TTC)
準優勝:吉山僚一(TC中原)

<男子13歳以下>
優勝:松島輝空(木下グループ)
準優勝:芝拓人(野田学園中学校)

<女子14歳以下>
優勝:白山亜美(明徳義塾中・高校)
準優勝:赤江夏星(貝塚二中)

<女子13歳以下>
優勝:小塩遥菜(JOCエリートアカデミー)
準優勝:張本美和(木下グループ)

ダブルス

<男子>
優勝:鈴木颯/中村煌和(愛工大名電中学校)
準優勝:徳田幹太/飯村悠太(野田学園中学校)

<女子>
優勝:張本美和(木下グループ)/赤川瑞姫(仙台ジュニアクラブ)
準優勝:上澤依央/上澤茉央(明徳義塾中・高校)