愛工大名電ペア5連覇なるか 女子は群雄割拠<インターハイ 男女ダブルス見どころ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:2018年ベラルーシOPでの出雲美空(左)・韓国OPでの相馬夢乃(ともに遊学館)/提供:ittfworld(左)・ラリーズ編集部撮影(右)

大会報道 愛工大名電ペア5連覇なるか 女子は群雄割拠<インターハイ 男女ダブルス見どころ>

2019.08.15

文:ラリーズ編集部

<インターハイ2019 2019年8月16日~8月20日>

高校生たちの夏の頂上決戦であるインターハイが8月16日から鹿児島市の鹿児島アリーナで行われる。毎年熱き戦いが繰り広げられる男女ダブルスの見どころを紹介する。

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男子ダブルス見どころ

昨年の決勝は田中佑汰・加山裕と田原彰悟・曽根翔の愛工大名電勢による同士討ちとなった。田中・加山がストレート勝ちを収め、エースペアの貫録を見せた結果となった。

今大会第1シードは戸上隼輔・宮川昌大(野田学園)。去年のインターハイシングル覇者と今年の中国大会シングルス覇者のペアだ。昨年、西祥平・岸田竜輝(上宮)との激しい打撃戦の末、4回戦敗退となり悔しい思いをした二人。どのようなコンビネーションを見せるか注目だ。

第2シードは加山裕・曽根翔(愛工大名電)だ。去年優勝した加山が1学年下の曽根を引っ張っていく。

第3シードに入った篠塚大登・谷垣佑真(愛工大名電)は1年生ペアながらともにシングルスでも上位進出が期待される実力者。世界大会でもペアを組んでいたこともあり勢いに乗れば優勝も見えてくる。

2015年から4大会連続で愛工大名電のペアが優勝している男子ダブルス。ダブルスに強い愛工大名電のペアが優勝するのか、他校が待ったをかけるのか見ものだ。

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女子ダブルス見どころ

去年は遊学館の左シェーク異質の出雲美空と右シェークカットの相馬夢乃の変則ペアが、青木優佳・小畑美月(横浜隼人)に勝利し、遊学館にインターハイ初タイトルをもたらした。

第1シードは圧巻の強さで優勝を果たし2連覇を狙う出雲・相馬。第2シードは惜しくも昨年決勝で敗れリベンジに燃える青木・小畑、第3シードは白神ひかる・日口実咲(白子)だ。

去年はベスト8で敗れたものの、白神は2年前3位に輝くなどダブルスの実力は折り紙付き。前回大会ベスト8がすべて違う高校のペアで、今回の組み合わせでも8シードは違う高校となり群雄割拠の状態が予想される。

シード外では、近畿大会優勝を果たした大川真実・本井明梨(四天王寺)に注目だ。ベスト8を前に四天王寺勢が姿を消した前回大会の結果を上回りたい。

各校のエースダブルスが、抜群のコンビネーションで戦う女子ダブルス。どのペアも実力は伯仲しており1回戦から熱い戦いが予想される。

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