【卓球】佳純効果で1,600人 映画「ミックス。」の聖地で熱戦 <内閣総理大臣杯 日本リーグプレーオフ2018女子>  | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

*写真:石川佳純(全農/日立化成)/ラリーズ編集部

大会報道 【卓球】佳純効果で1,600人 映画「ミックス。」の聖地で熱戦 <内閣総理大臣杯 日本リーグプレーオフ2018女子> 

2018.12.01

文:ラリーズ編集部

<内閣総理大臣杯 日本卓球リーグプレーオフ2018・JTTLファイナル4 2018年12月1日~2日 高崎アリーナ>

1日、卓球実業団チームの年間王者を決める日本卓球リーグプレーオフ・JTTLファイナル4が開幕し、女子は年間総合1位の中国電力と、ゴールド制(日本リーグ特別ルールのレンタル制度)により女子世界ランク日本選手最高位の石川佳純(全農・世界ランキング3位)をチームに加えた日立化成が準決勝を勝ち上がり、2日に行われる決勝に駒を進めた。

ワールドツアー、Tリーグ、そして日本リーグと連戦が続く石川はコンディションが心配されたが、高い集中力を見せて実業団チームのエース級を連破。初戦1番で石川と同学年でサンリツ主将の天野優を3-0のストレートで下すと、準決勝の十六銀行戦2番では、昨年のユニバーシアードダブルス優勝の山本怜(十六銀行)に対しても3-0のストレート勝ち。台の中央から出す巻き込みサーブ、チキータでのレシーブ強打などのテクニックに加え、ラリーになれば山本の(フォアとバックの)両ハンド攻撃を跳ね返す鉄壁のブロックを見せるなど、圧倒的な強さで約1,600人の来場者の視線を釘付けにした。

40年の歴史を誇る日本リーグで初めて群馬県で開催となった本大会は、新垣結衣、瑛太のダブル主演で話題を呼んだ映画「ミックス。」の撮影地としても知られる高崎アリーナで行われ、熱戦が展開された。

群馬県初開催となった日本リーグは高崎アリーナに約1,600人のファンが集まる熱狂ぶりを見せた

日本卓球リーグプレーオフ・JTTLファイナル4初日女子の結果

中国電力 3-1 十六銀行(女子トーナメントA)

◯成本綾海 3-0 加藤知秋
11-7/12-10/11-8

土田美佳 2-3 ◯山本怜
8-11/11-6/8-11/11-8/12-14
※土田の土は右上に「、」あり

◯土田美佳/宋恵佳 2-1 高橋真梨子/山本怜
13-11/10-12/11-6

◯宋恵佳 3-1 高橋真梨子
11-6/11-8/3-11/11-5

庄司有貴 加藤杏華

日立化成 3-0 サンリツ(女子トーナメントB)

◯石川佳純 3-0 天野優
11-8/12-10/11-2

◯牛嶋星羅 3-0 三村優果
11-6/11-8/12-10

◯鈴木李茄/平真由香 2-0 松本優希/平侑里香
11-6/11-8

趙琳 平侑里香

鈴木李茄 松本優希

十六銀行 1-3 日立化成(女子準決勝)

加藤知秋 0-3 ◯鈴木李茄
4-11/8-11/6-11

山本怜 0-3 ◯石川佳純
4-11/8-11/9-11

◯高橋真梨子/山本怜 2-0 鈴木李茄/平真由香
11-7/13-11

加藤杏華 1-3 ◯趙琳
12-14/12-10/8-11/4-11

高橋真梨子 牛嶋星羅