写真:長崎美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園・左)と木原美悠(JOCエリートアカデミー)/撮影:ラリーズ編集部
大会報道 【卓球】14歳木原・16歳長崎、中国ペアに敗れるも価値あるベスト4<香港OP・女子複>
2019.06.08
文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアー・香港オープン 2019年6月4日~6月9日>
7日、香港OP女子ダブルスに、木原美悠(6月世界ランキング60位・JOCエリートアカデミー)/長崎美柚(同39位・JOCエリートアカデミー/大原学園)が登場。予選で中国ペアに勝利し、決勝トーナメント1回戦でも石川佳純(同6位・全農)/平野美宇(同9位・日本生命)に金星を挙げ、勢いに乗るエリアカコンビだ。
その勢いのまま準々決勝では、地元・中国香港の杜凱琹(同11位)/李皓晴(同40位)に3-1で勝利したが、準決勝で中国の陳可(同143位)/木子(同240位)に1-3で敗れた。木原・長崎ペアは敗れはしたものの、予選からの厳しい戦いを乗り越え、価値あるベスト4入りとなった。
木原・長崎ペア 準決勝試合後のコメント
写真:長崎美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園・左)と木原美悠(JOCエリートアカデミー)/撮影:ラリーズ編集部
長崎は「大事な場面での自分のミスが多かった。詰めが甘いところが課題。それで流れが相手に行ってしまった。悔しいし申し訳無い気持ち。ラリー中に隣のコートで(地元香港の黄鎮挺の試合が行われ)大歓声があり、気持ちの切り替えが出来ない部分があった。こういうのもいい経験。厳しい山にいたが、3試合勝つことが出来ていい経験になったし自信にもなった。次はもっともっと強くなって高い成績を残したい」と今大会を振り返った。
「ジャパンオープンでは2種目に出場させていただく。今回の良かった試合が1回だけにならないように2人で頑張りたい」と今月12日より開催のジャパンオープンに向けて力強いコメント。
木原は、「自分のレシーブが甘く狙われて、相手を調子づかせてしまった。中国ペアは強かったが、勝つチャンスはあったと思う」と反省の弁を述べた。
次戦のジャパンオープンについては「シングルスで調子を上げて、ダブルスで結果を残したい。ジュニアの選手を優先して出させていただいて、自分たちの成長が期待される場面。いい結果で期待に応えたい」と意気込みを語った。
香港OP4日目 女子ダブルス 日本選手の結果
<女子ダブルス準々決勝>
○木原美悠/長崎美柚 3-1 杜凱琹/李皓晴(中国香港)
11-3/13-11/7-11/11-9
<女子ダブルス準決勝>
木原美悠/長崎美柚 1-3 ○陳可/木子 (中国)
6-11/11-9/8-11/9-11