神巧也、中国選手を下し決勝Tへ プロ転向で「恐怖心なくなった」<ライオン卓球ジャパンOP荻村杯> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:神巧也(T.T彩たま)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 神巧也、中国選手を下し決勝Tへ プロ転向で「恐怖心なくなった」<ライオン卓球ジャパンOP荻村杯>

2019.06.13

文:ラリーズ編集部

13日、ジャパンオープン男子シングルス予選3回戦に神巧也(6月世界ランキング187位・T.T彩たま)が登場。中国の劉丁碩(同42位)と対戦した。劉丁碩は、2018年のオーストラリアオープンで水谷隼(同14位・木下グループ)や大島祐哉(同25位・木下グループ)を破っている実力者だ。

最後までサーブが効いた神がゲームカウント4-2で勝利し、明日の本戦出場を決めた。神は勝因として、バック対バックの速い展開で勝負するのではなく、遅いボールを送る戦術を徹底できたことをあげた。戦術に関しては、試合前にT.T彩たまの坂本監督らともミーティングを行い決めたという。

実績ある中国選手との対戦に関しても「プロになってからトップ選手や中国選手と対戦する際の名前負けや恐怖心がなくなった。ワールドツアーで積み重ねてきて意外と自分もやれるんだとか、Tリーグでトップ選手と一緒に練習して試合に出て慣れてきたという面もあった」と実業団からプロに転向しての心境の変化を明かした。

アマからプロへという環境の変化によって、試合での戦いぶりが変わったという神。明日からもプロ卓球選手・神巧也の熱いプレーから目が離せない。

ジャパンOP2日目 男子シングルス予選結果


写真:神巧也(T.T彩たま)/撮影:ラリーズ編集部

〇神巧也 4–2 劉丁碩(中国)
9-11/13-11/8-11/12-10/11-5/11-8

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