16歳長崎「技術の面で気持ちの面をコントロールできた」 本戦進出<ライオン卓球ジャパンOP荻村杯> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:長崎美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 16歳長崎「技術の面で気持ちの面をコントロールできた」 本戦進出<ライオン卓球ジャパンOP荻村杯>

2019.06.13

文:ラリーズ編集部

<ライオン卓球ジャパンオープン荻村杯 2019年6月12日~6月16日>

13日、ジャパンオープン女子シングルス予選トーナメント3回戦が行われた。長崎美柚(6月世界ランキング39位・JOCエリートアカデミー/大原学園)がハンガリーペルゲル・サンドラ(同71位)をゲームカウント4-0で破り、14日からの決勝トーナメントへ駒を進めた。

「初めて対戦する選手で全部のセットが苦しかった」という長崎だったが、バックハンドのコース取りやチキータが冴え、終わってみれば4-0のストレートで勝利を収めた。

試合後に長崎は「少し緊張してしまった部分もあったが、今日は技術の面で気持ちの面をコントロールできた」とコメント。前日の予選2回戦後には「メンタルが安定していたから技術を思い切って出すことができた」と語っており、技術とメンタルでそれぞれを補い合い、厳しい予選を戦い抜けたようだ。

「2試合してすごくいい形でスタートできた。明日から始まるメインドローは格上の選手ばかりなので、自分のプレーを全力で発揮出来たらいいなと思ってます」と明日の決勝トーナメントへの意気込みを語った。16歳ながら世界ランキングも39位に位置する長崎。技術と精神のバランスが整ったとき、どれほどのプレーを見せるのか。長崎の戦いから目が離せない。

ジャパンOP2日目 女子シングルス予選結果

〇長崎美柚 4–0 ペルゲル・サンドラ(ハンガリー)
12-10/11-6/11-4/11-9

長崎「久しぶりにいい試合をした」ジャパンOP初日結果