【速報】張本・早田組、世界3位中国ペア下し決勝進出<ライオン卓球ジャパンOP荻村杯> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:早田ひな(左・日本生命)、張本智和(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 【速報】張本・早田組、世界3位中国ペア下し決勝進出<ライオン卓球ジャパンOP荻村杯>

2019.06.15

文:ラリーズ編集部

<ライオン卓球ジャパンオープン荻村杯(札幌) 2019年6月12日~6月16日>

ジャパンオープン4日目は、混合ダブルスの準決勝が行われた。張本智和(6月世界ランキング4位・木下グループ)/早田ひな(同35位・日本生命)組が中国の樊振東(同1位)/丁寧(同3位)組と対戦した。

第1ゲーム、幸運なエッジもあり、ラリーを制した張本・早田が先取する。第2ゲームでは、張本が積極的にチキータを見せ、YGサーブも出すなどサーブレシーブから中国ペアにプレッシャーをかけていく。日本ペア10-6リードから10-9に追い上げられたところで日本側がタイムアウト。タイムアウト明けの大事な1点を早田がサービスエースで奪い取り、ゲームカウント2-0でリードする。

第3ゲーム、序盤にラリー中にフォアハンドでのカウンタースマッシュ“ハリパンチ”も飛び出す。日本ペア4-2リードで中国側はたまらずタイムアウト。そこからも緊迫した展開が続く。4-3でのラリー中の高速カウンター合戦や11-11でのスーパーラリーには、会場も大盛り上がり。日本ペアは、デュースまでもつれたこのゲームを13-15と逆転で落としてしまう。

勝負の第4ゲーム、フルゲームにしたくない日本ペアが、得点を積み重ねる。世界選手権3位の実績を誇る中国ペアも意地を見せ9-9まで迫るが、9-9でのラリーをラッキーなネットインで拾った日本ペアに軍配。張本・早田組がゲームカウント3-1で混合ダブルス準決勝を制した。

勝利した張本・早田組は、本日行われる決勝で中国の許キン(同3位)/朱雨玲(同4位)組と対戦する。地元日本で優勝を飾れるか注目だ。

混合ダブルス準決勝結果


写真:樊振東(左)、丁寧(ともに中国)/撮影:ラリーズ編集部

〇張本智和/早田ひな 3–1 樊振東/丁寧(中国)
11-7/11-9/13-15/11-9

〇許キン/朱雨玲(中国) 3-0 林イン儒/鄭怡静(チャイニーズタイペイ)
11-6/11-7/11-4

大会4日目シングルス見どころ