写真:許キン(左)、樊振東(ともに中国)/撮影:ラリーズ編集部
大会報道 樊振東・許キン組、圧巻のストレート勝ち 許キンは混合複に続き2冠<ライオン卓球ジャパンOP荻村杯・男子複>
2019.06.16
文:ラリーズ編集部
16日、ジャパンオープンは5日目を迎え、男子ダブルス決勝戦が行われた。決勝の組み合わせは、中国の樊振東(6月世界ランキング1位)/許キン(同3位)と、ドイツのキュウ・ダン(同68位)/デューダ(同46位)となった。ドイツペアは日本の森薗政崇(同31位・岡山リベッツ)/吉村真晴(同32位・名古屋ダイハツ)を下している。
第3ゲームの2-0の場面では、許キンが後陣から横回転カットを放ち得点。会場の目の肥えた卓球ファンを唸らせるスーパーショットを見せた。ドイツペアもキュウ・ダンが、ストップのモーションからフリックに切り替えるフェイントを入れ得点するなど見せ場をつくるが、各ゲームあと一歩及ばず。終わってみれば中国ペアが3-0のストレートで完勝し、見事優勝を果たした。
許キンは「この後シングルスの決勝戦もあるので、応援よろしくお願いします」と表彰式後のインタビューで語った。許キンはこれで混合ダブルス、男子ダブルスと2冠を達成。男子シングルスも優勝し3冠を達成するのか、ジャパンオープンの熱い戦いから目が離せない。
男子ダブルス決勝結果
写真:許キン、樊振東(ともに中国)/撮影:ラリーズ編集部
〇樊振東/許キン(中国) 3–0 デューダ/キュウ・ダン(ドイツ)
12-10/11-9/11-7
男子ダブルス最終結果
写真:キュウ・ダン(左)、デューダ(ともにドイツ)/撮影:ラリーズ編集部
1位:樊振東/許キン(中国)
2位:デューダ/キュウ・ダン(ドイツ)
3位;梁靖崑/林高遠(中国)、陳建安/荘智淵(チャイニーズタイペイ)