文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアー・韓国オープン 2019年7月2日~7月7日>
5月末から6月中旬までのワールドツアー連戦がひと段落し、2日からITTFワールドツアー・韓国オープンが開幕。今回は韓国オープンの男女シングルスの見どころを紹介する。
男子シングルス
写真:香港オープン時の吉村真晴(名古屋ダイハツ)/提供:ittfworld
日本男子は16名がエントリー。張本智和(6月世界ランキング4位・木下グループ)、丹羽孝希(同13位・スヴェンソン)、水谷隼(同14位・木下グループ)の世界ランキング日本男子上位3名は本戦からの登場となる。
張本は中国香港のエース・黄鎮廷(同17位)、丹羽はジャパンオープンで水谷を下した梁靖崑(同7位・中国)、水谷は世界選手権準優勝のマティアス・ファルク(同9位・スウェーデン)の山にそれぞれ入った。もちろん予選から勝ち上がってくる実力者も侮れない。五輪選考にも重要となってくるこれからのワールドツアー。誰が勝ち上がるのか目が離せない。
また、予選から出場する吉村真晴(同32位・名古屋ダイハツ)は、孫聞(同599位・中国)と予選2回戦で再戦する可能性がある組み合わせに。孫聞は、ジャパンオープンで吉村に勝利すると、その勢いのまま本戦で張本や梁靖崑を撃破し、3位まで勝ち上がった。孫聞が今大会でも予選から勝ち上がり台風の目となるのか、それとも吉村が意地を見せリベンジを果たすのか。こちらも注目だ。
女子シングルス
写真:ジャパンオープン時の佐藤瞳(ミキハウス)/提供:ittfworld
女子シングルスには、日本からは18名が参戦。石川佳純(同6位・全農)、伊藤美誠(同7位・スターツ)、平野美宇(同9位・日本生命)、芝田沙季(同13位・ミキハウス)、佐藤瞳(同15位・ミキハウス)の5選手は大会3日目の決勝トーナメントから登場する。
ジャパンオープンでリオ五輪金の丁寧(同3位・中国)を下す大金星をあげた佐藤瞳や、朱雨玲(同4位・中国)を破る活躍を見せた長﨑美柚(同39位・JOCエリートアカデミー/大原学園)が、今大会ではどのような戦いを見せるのか注目だ。
大会初日の2日は、男女シングルス予選1回戦が行われる。