日本でも人気の鄭栄植、地元韓国で優勝なるか<韓国OP最終日・組み合わせと見どころ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:鄭栄植(韓国)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 日本でも人気の鄭栄植、地元韓国で優勝なるか<韓国OP最終日・組み合わせと見どころ>

2019.07.07

文:ラリーズ編集部

<ITTFワールドツアー・韓国オープン 2019年7月2日~7月7日>

韓国オープン5日目が終了。男女シングルスベスト4と男女ダブルス・ミックスダブルスの優勝ペアが決定した。

日本勢は、男子シングルスで、張本智和(7月世界ランキング4位・木下グループ)が中国の次世代エース・王楚欽 (同71位・中国)に敗れベスト8。女子シングルスでは、石川佳純(同6位・全農)が、孫穎莎(同11位・中国)をフルゲームまで追い詰めるも惜しくも敗れ、伊藤美誠(同7位・スターツ)は、王曼昱(同5位・中国)にストレート負けしベスト8で大会を終えた。

ダブルスでは、男子シングルスは中国の樊振東(同3位)/許昕(同1位)ペア、女子シングルスは中国の陳夢(同1位)/王曼昱ペア、混合ダブルスは中国香港の黄鎮廷(同18位)/杜凱琹(同12位)が見事優勝を飾った。

7月7日、韓国オープンもいよいよ最終日。男女シングルスを制すのは誰か。

組み合わせと見どころ


写真:鄭栄植と対戦する馬龍(中国)/撮影:ラリーズ編集部

<男子シングルス>
鄭栄植(韓国) – 馬龍(中国)
王楚欽(中国) – 許昕(中国)

<女子シングルス>
丁寧(中国) – 孫穎莎(中国)
王曼昱(中国) – 陳夢(中国)

注目はなんといっても鄭栄植(同20位・韓国)だろう。Tリーグ1stシーズン、T.T彩たまでも活躍した鄭栄植は、今大会準々決勝で地元の声援の後押しを受け、樊振東(同3位・中国)を撃破。中国勢以外で唯一勝ち残っている。

鄭栄植は、今年の世界選手権で水谷隼(同13位・木下グループ)を破っており、東京五輪でも日本のライバルとして立ちはだかるであろう。ただ一方で、ひらがなの勉強をするなどTリーグ・T.T彩たまでも愛されキャラとして人気を博しており、日本にもファンが多いという一面も持つ。

日本でも人気の鄭栄植が地元韓国で意地を見せるのか、それとも王者中国がその力を見せつけるのか。最終日も熱い戦いを要チェックだ。

鄭栄植「応援で力を発揮できた」と日本語でコメント

鄭栄植「べんきょうがんばります!!」