文:ラリーズ編集部
<T2ダイヤモンド2019マレーシア 2019年7月18日~7月21日>
18日、T2ダイヤモンド2019マレーシアが幕を開けた。開幕戦に登場したのは、中国の王楚欽(ワンチューチン・7月世界ランキング71位)と林高遠(リンガオユエン・同2位)。中国のサウスポー対決となった。
T2ダイヤモンドは、7ゲーム制ながらも従来の卓球のルールとは異なり、デュースなしの1ゲーム11点先取で行われる。また、試合時間が24分を越えた場合は1ゲーム5点先取となり、時間短縮のためゲーム間やタオル使用にも時間制限が設けられている。
写真:T2ダイヤモンド試合会場/撮影:ラリーズ編集部
試合前から入場のタイミングやタオルを置く位置などに戸惑う両選手。全方向から観客が見つめる会場構成で独特の緊張感の中、試合が行われた。
試合は24分を経過し5点先取のゲームへ
写真:王楚欽(中国)/撮影:ラリーズ編集部
サーブ間に15秒という制限があるため、テンポよく試合が進んでいく。第1ゲームを王楚欽が先取するが、第2、第3ゲームは林高遠が奪う。1ゲーム6分程度で進んでいき、第4ゲーム8-5の場面で24分が経過。ゲームカウント3-1と林高遠リードの第5ゲームから、5点先取のゲームに突入した。第5ゲームも4-4ともつれるが、最後まで攻め抜いた林高遠がゲームカウント4-1で勝利した。
独特の緊張感、ルールの中行われるT2ダイヤモンド。どのような戦いとなっていくのか、まだまだ目が離せない。
詳細スコア
写真:試合後にインタビューを受ける両選手/撮影:ラリーズ編集部
王楚欽(中国) 1–4 〇林高遠(中国)
11-8/7-11/5-11/7-11/4-5