文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアー・ブルガリアオープン 2019年8月13日~8月18日>
ブルガリアオープン6日目の18日、男子シングルス準決勝が行われ、張本智和(8月世界ランキング5位・木下グループ)とマルコス・フレイタス(同24位・ポルトガル)が対戦した。張本は準々決勝で神巧也(同111位・T.T彩たま)との日本人対決を制し、準決勝に駒を進めている。
フレイタスは、丹羽孝希(同10位・スヴェンソン)、荘智淵(チュアンチーユエン・同36位・チャイニーズタイペイ)などの強敵を下して準決勝に進出した。また張本は2019年の世界選手権で勝利しているものの、それまでは全敗と苦手意識の残る相手だ。
張本が圧巻のストレート勝利
第1ゲームを張本が取ると、第2ゲームも前陣で攻め続けた張本が取り、ゲームカウントを2-0とする。
第3ゲームからフレイタスがプレーする位置を中陣から前陣に変え、張本に対応しようとするも、やはり前陣の完成度は張本が上。そのまま張本が前陣速攻でフレイタスを圧倒し、4-0のストレート勝ちを収めた。
張本は2019年ワールドツアー初タイトルをかけ、18日未明(日本時間)に行われる男子シングルス決勝戦に臨む。
詳細スコア
〇張本智和 4-0 マルコス・フレイタス(ポルトガル)
11-8/11-9/11-4/11-8