文:ラリーズ編集部
<ITTF-ATTUアジア卓球選手権大会 2019年9月15日~22日>
9月20日、アジア卓球選手権大会は大会6日目を迎え、女子シングルス・準々決勝に平野美宇(9月世界ランキング9位・日本生命)が登場し、リオ五輪金メダリストの丁寧(ディンニン・同2位・中国)と対戦した。
2017年に中国で行われたアジア卓球選手権大会では、平野が打点の早い両ハンドドライブで丁寧を下しているが、その後の国際大会では勝利していない。今回の対戦でも3-0で丁寧が勝利を収めた。2017年大会優勝の平野美宇はベスト8となった。
平野美宇 丁寧に肉薄するもストレート負け
試合は終始激しいラリー戦となった。平野は競り合いながらも1ゲーム目を落としてしまう。
続く2ゲーム目はデュースまで食らいつくも10-10で不運なエッジボール。その後もラリー戦で互角に戦うもわずかにサーブのコントロールが乱れ、2ゲーム目も奪われた。
後がなくなった3ゲーム目。互角の勝負となったが、台から少し距離を取って粘る丁寧を打ち抜けずに平野のミスが増え、0-6と突き放される。その後3連続で得点したが、丁寧にタイムアウトを取られ、良い流れを断ち切られた平野は、逆転の糸口をつかめないままストレート負けを喫した。
>>平野美宇、Tリーガー対決制す 次戦メダルかけ中国選手と<アジア卓球選手権・女子単>
詳細スコア
写真:丁寧(中国)/提供:ittfworld
平野美宇 0–3 〇丁寧(中国)
8-11/11-13/4-11