写真:戸上隼輔(野田学園・写真左)・吉村真晴(名古屋ダイハツ・写真右)/提供:ittfworld
大会報道 吉村/戸上、銅メダル 中国ペアに一歩及ばず<アジア卓球選手権・男子複>
2019.09.21
文:ラリーズ編集部
<ITTF-ATTUアジア卓球選手権大会 2019年9月15日~22日>
21日、アジア卓球選手権・男子ダブルス準決勝が行われ、吉村真晴(9月世界ランキング60位・名古屋ダイハツ)/戸上隼輔(同142位・野田学園)と中国の樊振東(ファンジェンドン・同2位)/許昕(シュシン・同1位)ペアが対決した。
結果は3-2で樊振東/許昕ペアに軍配が上がり、吉村/戸上は惜しくも準決勝敗退となった。
>>吉村真晴 “衝撃のスゴ技”を披露 このスゴ技、見抜けますか…?
吉村/戸上、中国ペアに惜敗
写真:戸上隼輔(野田学園・写真左)・吉村真晴(名古屋ダイハツ・写真右)/提供:ittfworld
準々決勝で、中国香港のエースダブルス・黄鎮廷(ウォンチュンティン・同16位)/何鈞傑(フージュンジェ・同110位)を破った吉村/戸上は、準決勝で樊振東/許昕と対戦。
試合は、吉村のフリックと戸上の鋭い両ハンドが光り、2017年世界選手権優勝ペアである樊振東/許昕をあと一歩の所まで追い詰めた。
序盤、吉村/戸上が樊振東/許昕を圧倒。第1ゲームを11-4で奪うと、第2ゲームを8-10から逆転し、ゲームカウント2-0で勝利に王手をかける。この勢いのまま押し切りたかった吉村/戸上だったが、ここから樊振東/許昕ペアが反撃を開始。
樊振東/許昕は積極的な攻撃で得点を重ねると、一気に3ゲームを連取し、大逆転勝利を収めた。吉村/戸上ペアは試合後半になるとミスが目立ち始め、樊振東/許昕に逆転の隙を与えてしまった。
吉村/戸上は惜しくも敗れたが、今大会ベスト4という好成績を残し、銅メダルを獲得している。
>>インタビューで振り返る「結果を残す思考法」#2 吉村真晴
詳細スコア
吉村真晴/戸上隼輔 2-3 〇樊振東/許昕(中国)
11-4/12-10/6-11/6-11/5-11