文:ラリーズ編集部
<ITTFジュニアサーキット・チャイニーズタイペイオープン 2019年9月25日~9月29日>
9月25日からITTFジュニアサーキット・チャイニーズタイペイオープンが開催される。ジュニアサーキットは18歳以下の年代で争われる国際大会であり、日本からも松島輝空(木下グループ)や張本美和(木下グループ)などの、男女総勢24名の若手期待の選手が出場する。
ジュニア(18歳以下)男女シングルス・ダブルス・団体、カデット(15歳以下)男女シングルス・ダブルス・団体の計12種目が行われる今大会の見どころを紹介する。
日本男子選手見どころ
今回、シングルスではジュニアの部に12名、カデットの部に9名の選手がエントリーしている。
その中でも注目が集まるのは、先月のジュニアサーキット・香港オープンのカデットシングルスで優勝を果たした松島だ。12歳ながらその実力は既にシニアクラスであり、今大会ではカデットの部だけでなくジュニアの部でもその実力を発揮できるかに期待が高まる。
また、先月の全国中学校卓球大会で優勝を果たした吉山僚一(愛工大名電中学校)も上位進出が期待される。持ち味のパワフルな両ハンド攻撃が決まれば、一気に爆発する可能性を秘めている。
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日本女子選手見どころ
写真:ジュニアサーキット香港OPでの張本美和(木下グループ)/提供:ittfworld
女子は、シングルスではジュニアの部に11名、カデットの部に10名がエントリーしている。
女子の注目は、全日本卓球選手権大会ホープスの部で優勝した張本美和(木下グループ)だ。先月行われたジュニアサーキット・香港オープンでは、カデットダブルスで優勝、カデットシングルスで準優勝と好成績を残しており、今大会も優勝候補の一人である。
また、今月行われたアジアジュニア&カデット卓球選手権大会でカデットシングルスで準優勝を果たした赤江夏星(貝塚第二中学校)も上位進出が期待される。アジアジュニア&カデット卓球選手権大会では決勝で中国選手に敗れたが、今大会は中国選手がエントリーしておらず、どこまで勝ち進めるか注目が集まる。