文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアー・スウェーデンオープン 2019年10月1日~10月6日>
1日、スウェーデンオープンが開幕した。12歳・松島輝空(9月世界ランキング669位・木下グループ)が男子シングルス予選1回戦に臨んだ。松島は、1ゲームを落としたもののロシア選手相手に勝利を収め、嬉しいワールドツアー初勝利を挙げた。
12歳のホープ・松島輝空が勝利を掴む
松島輝空は、全日本卓球選手権大会ホープス・カブ・バンビの部(全日本ホカバ)で大会6連覇を果たしており、国内同世代では敵なしの12歳だ。全日本ホカバ6連覇は張本智和(同4位・木下グループ)以来の快挙であり、松島も将来日本を背負う存在として期待されている。
すでに全日本ジュニアでは年上の中高校生を相手に勝利を掴んでおり、国内では上の年齢層でも戦えることを示している。
ただし、国際大会では2018年、2019年と2度ジャパンオープンの一般の部に出場したが、ともに初戦敗退と苦杯をなめていた。
今大会は予選1回戦でロシア選手を下し、ワールドツアー初勝利を挙げた。予選2回戦ではオーストリアのLEVENKO Andreas(同118位)と対戦する。12歳とまだまだ成長途中の松島の戦いから目が離せない。
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詳細スコア
〇松島輝空 4-1 KATSMAN Lev(ロシア)
11-9/6-11/11-6/11-9/11-9