文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアー・スウェーデンオープン 2019年10月1日~10月6日>
スウェーデンオープン大会5日目、女子シングルスの準々決勝で伊藤美誠(スターツ)と王曼昱(ワンマンユ・中国)が対戦した。日本女子で唯一ベスト8入りしている伊藤は、勢いそのままに王にゲームカウント4-1で勝利を収めた。
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伊藤、20歳・王曼昱を打ち破る
写真:王曼昱(中国)/提供:ittfworld
18歳の伊藤は、中国期待の20歳・王と同年代であり、過去何度も対戦しており、伊藤は2019年に入ってから中国オープン、韓国オープンと2連敗を喫していた。
1ゲーム目、伊藤が積極果敢なレシーブやフォア側から出すサーブなど、幅広い技術を発揮し、ゲームを奪う。2ゲーム目も逆チキータや投げ上げサーブと多彩な技を見せるが、王に対応され、ゲームカウントは1-1に。
3ゲーム目は手に汗握る接戦に。伊藤は王にバックを攻め立てられるが、緩急をつけミスを誘う。9-9からサービスエースとスマッシュで得点した伊藤が大事なゲームを奪った。
4ゲーム目、伊藤のプレッシャーからか王がらしくないミスを連発する。このチャンスを見逃さず、伊藤が11-6で準決勝進出に王手をかけた。
5ゲーム目は伊藤主導権でゲームが進む。伊藤のサーブからの3球目、レシーブからの積極的な攻撃が尽く決まる。王はサーブにフォルトを宣告されるなど自分のプレーを発揮できず、最後は伊藤のカウンターが決まり勝負あり。ゲームカウント4-1で伊藤に軍配が上がった。
勝利した伊藤は、準決勝で同じく2000年生まれの18歳、中国の孫穎莎(スンイーシャ)と対戦する。中国を連破し決勝へ勝ち進めるか、注目が集まる。
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詳細スコア
〇伊藤美誠 4-1 王曼昱(中国)
11-8/4-11/11-9/11-6/11-4