文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアー・スウェーデンオープン 2019年10月1日~10月6日>
大会5日目を迎えたスウェーデンオープン、男子シングルスの準々決勝が行われ、林高遠(リンガオユエン・中国)、ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)、シモン・ゴジ(フランス)、樊振東(ファンジェンドン・中国)の4選手が登場した。
2試合とも中国選手とヨーロッパ選手との対決となったが、林高遠がオフチャロフを4-3、樊振東がゴジを4-0で下し、それぞれ準決勝へと駒を進めた。
林高遠と樊振東は6日の準決勝で対決する。
中国の壁厚く 林高遠と樊振東が準決勝進出
写真:オフチャロフに勝利した林高遠(リンガオユエン・中国)/提供:ittfworld
林高遠とオフチャロフの二人は今年5月の中国OPで戦っており、そのときは4-3で林高遠が勝利していた。今回も両者一進一退の攻防となったが、林高遠がフルゲームの4-3で勝利を収めた。オフチャロフは第6ゲームでマッチポイントを握られながらも逆転して最終ゲームに望みをかけたが、最後は力尽きた。
一方、ゴジと樊振東の試合は、終始樊振東がリードする展開に。YGサーブと両ハンドでのストレート攻撃が光った樊振東がゲームカウント4-0でゴジを下した。敗れたゴジも、巧みなバックハンドドライブを見せ、各ゲームとも競ったが、あと一本届かなかった。
詳細スコア
〇林高遠(中国)4-3 オフチャロフ(ドイツ)
4-11/11-7/11-7/8-11/11-2/11-13/11-4
ゴジ(フランス)0-4 〇樊振東(中国)
8-11/8-11/9-11/9-11