張本/早田、快勝スタート 本戦決定戦へ<卓球・ドイツオープン> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:張本智和(木下グループ・写真右)/早田ひな(日本生命・写真左)/提供:ittfworld

大会報道 張本/早田、快勝スタート 本戦決定戦へ<卓球・ドイツオープン>

2019.10.09

文:ラリーズ編集部

<ITTFワールドツアープラチナ・ドイツオープン 2019年10月8日~10月13日>

9日、ITTFワールドツアープラチナ・ドイツオープン2日目が始まった。日本からは混合ダブルス予選1回戦に張本智和(木下グループ)/早田ひな(日本生命)が登場した。ルーマニアペアと対戦し、3-0で日本ペアが勝利した。

本戦出場かけて、予選2回戦へ

張本/早田は、ルーマニアのクリスチャン・プレテア/エリザベタ・サマラと対戦し、3-0で勝利した。

対戦相手の男子選手プレテアは、8月に行われたチェコオープンで、張本に勝利している実力者だ。また、女子選手のサマラは世界ランキング22位で、Tリーグにもトップおとめピンポンズ名古屋の選手として参戦している。

1ゲーム目から激しい打ち合いの応酬。やや打点の速さで上回る張本/早田がラリーの主導権を握り、1ゲーム目を先取した。プレテアのサーブがフォルトの判定を取られ、納得のいかないプレテアが審判に抗議する場面も見られた。

2ゲーム目、プレテアが1ゲーム目のフォルトの判定を引きずり、自分のプレーに対して感情的になるシーンも見られたが、サマラが落ち着いたプレーを見せて日本ペアを苦しめる。ラリーでの回り込んで早田のバック側に打つフォアドライブが得点につながっていた。

しかし、日本ペアが勝負強さを見せる。9-9と緊迫した場面で、早田がサマラの強打をブロックし、10-9とゲームポイント。次のラリーで、ルーマニアペアの浮いたレシーブを早田が仕留めて2ゲーム連取した。

3ゲーム目は、中盤までルーマニアペアがリードするも、日本ペアが逆転し、1、2ゲームの勢いをそのまま持続させ、ルーマニアペアに完勝した。

張本/早田は、本戦出場をかけて、ポーランドのディヤス・ヤコブ/ナタリア・パルティカと対戦することが決まった。

>>卓球・石川佳純、「結婚したいスポーツ選手」2位にランクイン

詳細スコア

◯張本智和/早田ひな 3-0 クリスチャン・プレテア/エリザベタ・サマラ(ルーマニア)
11-6/11-9/11-8

>>ドイツOPダブルスの見どころはこちら!